2011年05月24日

根拠のない曖昧なイメージ

「トロンボーン吹きはアレンジの出来る人が多い」とか「アレンジャーにはトロンボーン吹き出身が多い」とか、たまに人から言われることがある。いや、結構な頻度で言われているかもしれない。でも現実にはそんなことはない。アマチュアか自分が主宰する、若くは参加するバンド、アンサンブルの為にアレンジをするトロンボーン吹きは多いかも知れないが少なくとも職業アレンジャーに関しては、さほどトロンボーン吹き率は高くない。やはりキーボーディストやギタリストが圧倒的に多く、管楽器奏者での率も実際バリバリ仕事としてアレンジをしている人はサックス奏者に多い。
では何故トロンボーン吹き率が高いと言われるのかは、それは随分昔に音楽の演奏形態として一般的だったビッグバンドが大きく影響している。管楽器奏者の並び順が最前列にサックス、最後列にトランペット、真ん中にトロンボーン。真ん中に挟まれているトロンボーンは全部の音に囲まれているから和声感覚が養われるから、とか言われていたりする。でも実際は立ち位置(ポジション)からすると一番前に位置しているサックスが管楽器のサウンドを把握出来るハズだ。それよりは寧ろクラシックとも共通するトロンボーンは比較的トロンボーン同士で長い音で和音(コラール)を吹くことが多い為に和音に対する意識が高いから?いやいや、それもそう言い切れるものではないと思う。

クラシック、ジャズ、ポップスにおいてトランペットやサックスはソロがあったりメロディーを吹くことが多々あるがトロンボーンはほとんど伴奏に回ることが多い。もしも、トロンボーン吹きはアレンジ出来る人が多いと多いと言い切るのなら、この辺りが理由とすべきかも知れない。

いずれにしてもビッグバンドが主流でない現代において、トロンボーン吹きはアレンジ出来る人が多いと言ってしまう発想はナンセンスだろう。

他にも、「トロンボーン吹きは大酒飲みが多い」「トロンボーン吹きはストレスを貯めがち」とか言われたりするみたいがそれも今やナンセンスだと思う。

しかし「トロンボーン吹き率はトロンボーン吹き同士で群れたがる」というのは結構当たっている。(笑)

因みに私にはその傾向は全くない。つまり、世間の持つトロンボーン吹きのイメージとは相当かけ離れていると自覚している。



posted by YM at 19:44| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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