2011年12月20日

あいのて

今日はサリナジョーンズのコンサートに参加しました。地方公演はカルテット編成で行なっているのですが、今日の東京公演のみサックス、トロンボーンが加わるという具合です。いわゆる2管で演奏する曲はそれほど多くなく、実際はそれぞれワンホーンが加わる曲の方が多かったです。ワンホーンでの参加の場合はキメフレーズ以外は特に決め事はなく基本的には自由に歌の隙間を縫って歌の合いの手(フィルイン)をするわけですが、これが実に難しかったです。楽屋で同じ立場だったサックスの小池修さんと話をして、彼も同じことを考えていました。何が難しいかと言えば、例え自分の知っている曲であっても、歌手がどういうフレージングで歌うかを知らないと自分の合いの手は歌を邪魔して音楽を壊してしまう危険性があるからです。しかも今日に限って編成が変わるので地方公演では歌に対する合いの手はピアノ、ギターのいずれかが行なっていたわけで、ピアニスト、ギタリストにとっても今日の編成違いはアプローチに関して慎重にならざるを得なかったと思います。そもそも、合いの手は歌手をあくまでももり立てるということが本来の目的なので歌との奇麗な掛け合い(call and response)になるべきだと思います。サリナの手の内が完全に読めないという今日のような状況での合いの手はかなり瞬発的な判断が必要とされるわけなのでかなり勉強になりました。



posted by YM at 23:27| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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