2011年12月30日

音を出す前と出した直後の動作

管楽器はリズムセクション楽器と違って1曲の中で最初から最後まで演奏することは殆どありません。必ず休符が存在します。当然長い休符も存在するのですが、そういう場合はマウスピースを口から離して楽器を下ろします。そして再び演奏する場面になったら楽器を構えてマウスピースを口に当てます。
管楽器経験者であれば、そんなの当たり前過ぎることだと思うと思いますが、実はその楽器を下ろしたり構え直したりする動作を第三者が見るだけで、その奏者のその音楽に対する「入魂度」が一目で判ってしまいます。つまり、曲のテンポ感で楽器を下ろしたり楽器を構える奏者は自分が演奏していない時もちゃんと「曲」に参加している為に自然とそういった動作にそれが現れます。その曲のテンポに合わせて吹き初めのブレスをとることが安定したサウンド(音)に直結するとボクは思っています。つまり、その逆もまた真なりということです。楽器の上げ下ろしなんてのはたかが1秒程度のことですし、才能と関係なく誰でも出来ることだからこそ、その奏者の無意識に行なっている「音楽」に対する取り組み方が露呈しまうので奏者にしてみると恐ろしいことです。ポイントを押さえて見たりするだけで第三者にバレちゃうんですよね。

「休符で音楽って作るんだよ」と、以前誰かが語っていたことを思い出しました。

一度身の回りのプレイヤーをこのポイントで観察して見ると面白いと思います。



posted by YM at 23:34| 東京 ☀| 思ふこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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