2012年01月01日

正面からと背後から

昨日の夜11時過ぎからスタートし年を跨いだカウントダウンコンサートだった福山雅治大感謝祭は最高の盛り上がりで夜中2時半過ぎに幕を閉じました。それから会場で打ち上げをして解散が朝の6時半過ぎでした。バンドメンバーは殆ど最後まで宴に残っていました。前回(一昨年)の大感謝祭の流れでツアーがあり、そして今回の大感謝祭があったので丸々1年間このスタッフで動いていただけあって、昨日が一つの集大成と言えるのかも知れません。

今回のコンサートの目玉は何といっても会場の真ん中に円形のステージを組み、それが曲によっては回転するという、展示場ならではの仕掛けでした。これはきっとお客さんにとって新鮮だったかと思いますが、私にとってもとても新鮮でした。その中でも際立って新鮮だったのは円形の中心で全方位型の立ち位置で福山くんが歌っているのをバンドメンバーが彼を囲むようなカタチでお客さんに背を向けて全員が福山君を見ながらの演奏だったことです。福山君のその時その時の立ち位置によっては僕らホーンズが(観客に背を向け)福山君を正面から至近距離で見ながら演奏するというシチュエーションは今まで経験したことがありませんでした。
オペラなどはステージの前の奈落のオーケストラピットで演奏することはありますが、指揮者が舞台を見る必要がある為に、演奏者はステージ上の演者を見ることはありません。
通常バンドというのはボーカリストの背中を見ながら演奏するのが一般的です。演奏をしていて福山君がどんなカンジでどんな表情で歌っているかをつぶさに見ながら演奏出来たことは福山君を知る上でとても意味のあることでした。

先日、デヴィッドサンボーンのギグに飛び入りした時も思いましたが、サンボーンバンドのホーンズとして彼の背後で演奏した時と、先日のようにサンボーンの真横に立って演奏するとでは彼に対する情報量が全く違います。当たり前ですが距離が近い程、お互いの「熱」をダイレクトに感じることが出来るので、より一層一緒に音楽を作ってるという「連帯感」が増します。

この「熱」こそがコミニュケーションの原点のよう思います。

蛇足ですが視点を換えて見て、大人の男性の魅力の一つとして「背中が泣いてる」とか「背中で語っている」なんていう表現がありますが。背中だけで感情、気持ちが表せるような人にな
りたいものです。また、人の背中を見てその人の心中を察する大人にも憧れます。



posted by YM at 22:34| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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