今日はその朝の部よりも早い時間帯にピットインで作業をさせていただきました。10:30から12:00までの間でしたが、それは先日ライブレコーディングした村田陽一オーケストラの音源に更にピアノのダビングをするためです。私はライブ中にトロンボーンとピアノやコンダクトを同時に行なわないといけないために楽器の持ち替えが間に合わなかった部分をどうしても加えたかったのです。
それにしても、どんな時間帯に行ってもピットインの独特の雰囲気のせいか、時間が止まっているような錯覚に陥ります。それは自分自身のピットインに対する思い入れのせいかも知れませんがスゴいことだと思います。昔から店の壁に飾ってあるマイルスやコルトレーンのポートレート写真が常に「おまえ、気の入った演奏をしろよ」と叱咤激励されているように思え、気合いが入ります。それらが丁度演奏中のステージから見えるのです。
ピットインはやはり自分の変わらぬ原点だと思います。