9月も後半になりいよいよ秋も深まりつつあります。
3年前の2000年1月から2月にかけてIvanLinsと彼の故郷リオデジャネイロで彼のバンドと共にアルバムを作りました。
そのアルバムのトップを飾る曲がポルトガル語で「9月」という意味の「Setembro」というIvanの曲です。(この曲は「Velas」という曲と同じようにクインシージョーンズが彼を作曲家としてアメリカでのメジャーデビューへと推したのですがその時の英語タイトルは「Brazilian Wedding Song」でした。)
この曲はA-A'-B-C-Aという構成で作られているのですが、私たちのアルバムではA-A'の部分だけを演奏しています。(実際この構成で演奏しているバージョンも沢山あります。)
AとA'は殆どメロディは変わりません。Aがメジャー(長調)、A'がマイナー(短調)でいわゆるメジャー、マイナーに影響する3度や7度の音の音程が半音違うくらいです。
こんなに類似してるメロディであってもAとA'の雰囲気が全く異なります。
Ivanはシンプルなメロディで、感情を揺さぶるそのバックグラウンドのハーモニーサウンドを作る天才です。
メロディはとてもシンプルで、ハーモニーで感情の機微を表現するという作曲をする方法は手法こそは違うけれども同じくリオデジャネイロ出身、ボサノバの神アントニオカルロスジョビンの影響が大です。

