2014年03月16日

藤村さん、ありがとうございました。

今晩、ピットインの音響エンジニアの藤村さんのお通夜に参列してきました。とにかく温かい人でした。ボクは夜の部に出演させてもらってからだから25年間以上もの間ピットインでのボクのバンド、セッション全て藤村さんの音響で成り立っていました。来月にも村田陽一オーケストラがあるので久々にお顔を拝見出来ると思っていたのに。。
ジャズの殿堂、ピットインの音は藤村さん無くては語れないのです。

こんなに長いことお世話になっているのに、ボクはほとんど藤村さんのことを知りませんでした。それは他のミュージシャンの方もそうだったのかも知れません。藤村さんはあまりご自分のことを話そうとしませんでした。今日のお通夜で立派なご子息お二人がいらっしゃることを知りました。これだけ長い期間お世話になっているのにボクはなんにも藤村さんのことを知りませんでした。どこ出身で、どこに住んでいて、どんな風に生きてきたのかとか。藤村さんは自分のことをあまり語らない代わりに皆の話しを沢山聞いていました。だから藤村さんはピットインに出演しているミュージシャン、スタッフのこと沢山知っていたと思います。でも僕らはピットインに居るときの藤村さんしか知らなかったです。

いつの日かのライブの後にボクが気に入っていた年季の入ったブーツのかかとがとれてしまい、もう駄目だなと思ってたら、すかさずその場で直してくれました。そんな方だったんです、藤村さんって方は。

ライブが終わったあと、藤村さんは狭い楽屋に籠ってトランペットの練習を夜遅くまでしていたのがとても印象的でした。

もっともっと藤村さんといろんな話しがしたかったのですが、もう叶わぬ夢となりました。

本当に本当にありがとうございました。

そして安らかにお眠りください。

僕らはもうちょっと頑張ります。
 
村田陽一(2014/3/16)



posted by YM at 01:49| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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