2014年07月19日

ルーツ?

今日、映画「グレンミラー物語」を観た。


これで2度目になるのだが、1度目は自分がトロンボーンを始めておよそ3ヶ月後だったと思う。当時トロンボーン奏者が主役だということが、観るキッカケだったのだが、その時自分の印象に残っていたシーンはトロンボーンが質屋のショウケースに飾ってあるシーンだった。もちろん結末を含むストーリーは当時でも理解出来たし覚えていた。 


35年以上経って自分がプロのトロンボーン奏者、編曲家、バンドリーダーとなった今、再びこの映画を観て心に刺さることがあった。

特に常にミラーが自分の「オリジナルサウンド」を追求する姿勢、偶発的ではあるけれども「クラリネットリード」という見事なオリジナルサウンドを生み出したのは彼のエネルギー、バイタリティ、熱意あってこそだ。

もちろん全てがノンフィクションだとは思わないが、彼の生き方にとても共感した。

また劇中の音楽のヘンリーマンシーニの仕事が素晴らしかった。この映画の為にマンシーニが書き下ろした「Too Little Time」も素晴らしい曲で益々好きになった。(曲タイトルが切なすぎる。)(因みに以前自分のアルバムでトロンボーン13重奏のアレンジでレコーディングした。)


楽器を手にしたばかりの中学生の時と35年経った今、同じ物差しで図るというのもいいものだ。

原点回帰にもなった。


自分が27歳の時に作った1stソロアルバムでソリッドブラスの原型となる管楽器とドラムだけという「編成」にこだわることでオリジナリティを出そうとしたことはミラーと同じだ。レコーディング当時は全くミラーを意識したわけではない。


もしかしたら自分の音楽観のルーツはこの「グレンミラー物語」なのかもしれない。




posted by YM at 23:11| 東京 🌁| 思ふこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする