2014年12月17日

オーバーブロウは百害あって一理なし

この年の瀬は渡辺貞夫BigBandや林檎博で管楽器のラージアンサンブルでの本番が多数ありました。どちらもアリーナやコンサートホールでのマイクを使うことが前提の大きな会場でしたが、そのどちらも今回はオーバーブロウをせずに楽器のベルをマイクに近づけて抑制の効いた演奏を心がけてみました。他のトロンボーンの方々にもそうお願いしました。それはトロンボーンの持つ特有の「音色」「ニュアンス」をきちんと表現したかったからです。ビッグバンド編成だとトランペットセクションがトロンボーンセクションの真後ろで演奏する為にトランペットの音が自分たちの耳に直撃します。そういう環境だからこそ、ついついオーバーブロウしてしまいがちになってしまいます。オーバーブロウ状態では細かなニュアンスを表現するのは難しいと思います。

今回はそれが功を奏したのか、手前味噌ですがトロンボーンセクションの「音」がいいです。それを先日のオーチャードホールやアリーナのライブ音源をチェックして確信しました。

個人的には渡辺貞夫BigBandnでのスローテンポの曲で日を追うごとに自分の音符のリリースにかけるヴィブラートを減らしていったことで、その曲のコンセプトに演奏を近づけることが出来たという発見もありました。  






posted by YM at 00:35| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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