2015年01月26日

本日、渡辺貞夫さん関係の番組が2本も。

今日、BSで渡辺貞夫さん関係の番組が2本も放映されました。両方とも観たのですが、なかなか考えさせられる内容でした。
1つ目は貞夫さんのバイオを中心とした「アーカイブ」的なもので、貴重な映像があって面白かったです。貞夫さんがモダンジャズからフュージョンサウンドへ移行した時期のモダンジャズファンやジャズプレイヤーからいい印象を持たれなかったという話はとても興味深いことです。貞夫さんはどんな場所でどんな人とどんな曲を演奏しても「貞夫さん」なんですね。番組後半で貞夫さんご自身もおっしゃっているように結局ジャズでも何でも音楽家として一番必要なのは、自分の歌がなければ意味がないということだと再認識しました。それは演奏でも作曲でも編曲でも。
2つ目は昨年末の渡辺貞夫ビッグバンドのツアー最終日のオーチャードホールでの演奏の模様。今回の目玉はピーターアースキンやラッセルフェランテらのリズムセクションだったということは申すまでもなく、もう1つは管楽器のメンバーの充実ぶりだと思います。今回のメンバーは17年前にバンドを立ち上げた時のメンバーとほぼ一緒だったのですが、当時、貞夫さんから管楽器奏者の人選を一任されたためにメンバー一人一人を私が決めさせてもらいました。この人選は本当に間違っていなかったということが17年後のこのステージで証明されたと思います。
今回のアレンジは17年前に書いたものと今回の為に書いたものが混在していますが、こうやってTVで観ると自分としてもかなりアーカイブのようなかカンジで色々勉強になりました。基本的に全て貞夫さんのオリジナル曲、貞夫さんがソリストとして常にフロントに居るというフォーマットで2時間のステージというのは、それなりに書き手としての制約があるわけで、その中で皆が楽しく演奏出来るスペースを提供するという意味で、今回のアレンジというのはかなり特殊だったと思います。単なる歌の伴奏みたいな風にはしたくなかったので、曲中にあらたなソリを作ってみたりしたわけですが、インストミュージックという範疇だとソリ自体が作曲になってしまうので、あらたに作曲したソリがその曲の貞夫さんの色を損なってしまわぬよう配慮しました。余談ですが歌もののアレンジでのイントロ、間奏、エンディングでもその歌に最もフィットするラインが書けているか毎回留意しています。

貞夫さん81歳、私51歳、その差30歳。
私なんてまだまだ若輩者です。

更に気を引き締めて頑張りたいと思います、もちろん楽しみながら。




posted by YM at 01:32| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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