2015年05月04日

記譜その2

は通常の仕事(レコーディング、ライブ問わず)では基本的にアーティキュレーションなしのAの譜面をプレイヤーの皆さんに迷わず提示します。
そこで具体的にアーティキュレーションの指示を自らそのフレーズを演奏じゃなくて歌唱します。それを聞いたプレイヤーの皆さんが各々のアーティキュレーションを楽譜に書き込んでいきます。
同じ歌唱した音符でもベテランミュージシャンでもそれを「アクセント」と表記する方もいれば「スタカート」と書く方もいます。それだけ
アーティキュレーションの表記に関しては各人に差が出て来ます。(とても面白いことだと思います)各人のアーテキュレーションのイメージ、意識が異なるということです。だからこそ書き手、まとめ役がそれを「歌唱」して示すことが有効になってくるわけです。
30年間にわたる現場でずっとそんな風にやってきました。それが一番書き手として演奏者にやって欲しいことが伝わると確信しています。
第一線で活躍されているレコーディングプレイヤーの皆さんは、もちろん、何もアーティキュレーションの指示が譜面にない場合でもそこそここちらの要求に近いことを再現してくださいます。でも残念ながらスイング(ハネる)度数に関してはこちらからきっちり指示を出さないと思ったように再現できません。
手慣れたミュージシャンでもこういう感じなのですから、普段からスイングに慣れてない方がそれを演奏する場合、それを性格に伝えることの出来る指導者、まとめ役は絶対的に必要だと思っています。または、その譜面の再現音源があったとしたら、その音源を聞きながらAの譜面に自分がアーテキュレーションを書き込んでいくというのが健全のような気がします。
ジャズ未経験者、ビギナーの方にとって、適切なまとめ役、指導者が不在且つ参考音源もない状態で楽譜だけでそれを再現する為にはDの譜面が一番再現性が高いと思います。

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posted by YM at 01:33| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする