2015年11月10日

ポップであること。何も無いところからは何も新しいものは産まれないということ。

「ジャズ的思考」と「クラシック的思考」あなたはどちら?


これらのことを普段から考えている身としては、「正誤」はともかくなかなか興味深い記事。
シュラーを中心に意図的に造られた「第三の流れ」(Third Stream)という言葉?カテゴリー?
マイルス、JJ、ジョンルイス,デイブブルーベックなども巻き込んで、このコンセプトで数枚アルバムをリリースするものの、結果的にこの「流れ」が定着することはなかった。
20代の私にとって、とても魅力的だったコンセプトだったのだけれど、当時の私にはあまり刺激的ではなかった。
それでも中にはジョンルイス「Jazz Abstractions」のような刺激的な作品もあるのだけれど、とても「実験的」であることは拭えない。
この手のカテゴリーが根付かなかった理由の一つは「popularity」の欠如だと個人的に思う。
拡大解釈でマイルス〜ギルの一連の作品「Miles Ahead」「Porgy and Bess 」「 Sketches of Spain」辺りを Third Streamというのならばこれは例外。これはプロデューサーのテオマセロの功績が大きいとも思う。(「 Sketches of Spain」に関してはクラシックというよりも民族音楽とのミクスチャーだと思う。)

記事中にある下の一節はかなり共感出来るというか、いつも自分自身が思うことです。

「今でこそ、即興演奏は私にとって直感的な行動になっていますが、それを直感的にするために、長年の演奏で得てきたすべてのリソースをかき集めているのです。学校で習った音楽の知識、私なりの音楽の歴史的理解、そして、演奏する楽器の技術的な理解のすべてをです」
『Thinking in Jazz』Paul Berliner著


何も無いところからは何も新しいものは産まれないということだと思います。




posted by YM at 01:42| 東京 ☀| 思ふこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする