いい意味での「熟れた」演奏だった。
自分の演奏方法に関していえば、昨日はいろいろ考えることもあり通常とは違ったアプローチをしてみた。
すこし、いい方向へとシフトして行けそう。
今から「村田陽一&加瀬達Duo 2008/3/16@横浜ドルフィ」の仕込みを始めた。
まずはコンセプト。
それに合わせた編曲、アレンジ(構成)
敢えて単音楽器2つでのライブ。
しかも2時間。
おそらく15曲前後はやらないと。
ドルフィーにはすてきなグランドピアノがあるけど、今回は敢えて弾かないつもり。
この2つの音だけでやるということにこだわるつもり。
トロンボーンとベースだけの編成だと「フリージャズ」とか「フリーフォーム」を連想されがちだけど、そんなんじゃないものをやらないとつまらない。
それなりにアタマ使わないとね。
管楽器とピアノ、もしくは管楽器とギターなんてサウンドするの楽そうだし、それは僕の性分には合わない。
PCでループという手もあるけど、もし使ったとしてもコードを鳴らしたりとかじゃなくてエフェクティブな使い方をしたほうが面白そうだ。
いわゆる「生活音」をどこかで録音してそれを素材として使うとか。。。
いやいや、やはり基本は2人だけだな。
音が2つしか発音できないなんて、すごく不自由だけどすごく自由だ。
このシチュエーションだからこそ、歌う人と伴奏する人という関係を固定しない方が面白いし、同時に歌ったり伴奏って手法も面白いかも。