2008年04月02日

What Cha Gonna Do For Me / Chaka Khan

 これは1981年、20年前の作品。日本でもここ最近゛ディーバ゛とか言って女性のR&Bものが流行っているけど、彼女こそまさに本物のディーバと言える人。R&Bの元祖だよね。

 僕が19か20歳ぐらいでプロになるために東京に出て来て、雑誌のメンバー募集で知り合ったアマチュアバンドでやってた頃に、ちょうどこのアルバムを聴いてたの。当時チャカ・カーンはものすごい流行っていた。ルーファスとかポインターシスターズなんていうのが流行でね。久保田利伸君なんかも学生でアマチュアバンドでやっていたり。この世代は、みんなチャカ・カーンのコピーバンドをやっていたんだ。その頃の僕は、ひたすらトロンボーンが吹きたいっていうことしか頭になかったから、カバーでただただトロンボーンを吹いていた。当時はこのアルバムの音楽自体、そんなにすごいとは思っていなかったのね。でも聴きこんでいくうちに、そのすごさがわかってきた。
その時は演奏者側の立場でしか聴いていなかったんだけど、ここ数年、自分がプロデュースの仕事をたくさんするようになって、このアルバムの聴き方も、プロデュース側の観点から聴くようになった。そうしたら、改めてこのアルバムでの作る側のすごさが分ったんだ。
 プロデューサーはアリフ・マーディン(Arif Mardin)って、アレサ・フランクリンとかロバータ・フラック、ビージーズ、アベレージ・ホワイト・バンドなどなど、R&Bテイストのアルバムを数多くプロデュースしている大御所。彼が手がけたものはみんなすごくいい。チャカ・カーンの後ろにアリフあり、と言われるほどふたりの結びつきも強いし。 今思うと、このアルバムでばりばりやっている人達が、この前出したPONTA BOXのアルバム「NYPB」で、ベース弾いていたりとかする。それもちょっと感動もの。このアルバムのホーンセクションの人達、フュージョン大流行の真っ只中で中心になってやっていた人達、ブレッカーブラザーズ、ハイラム・ブロックなんていうのも、みんな後々結局一緒にやっているんだよなぁ。このアルバムの頃は、まだ彼らも一スタジオ・ミュージシャンだった。自分がカバーして練習していたアルバムの演奏をしていた人達と、後になって一緒に演奏しているっていうのも、考えてみれば、なんだかすごい不思議な気分だね。

 かつて何度も練習した曲ばかりだから、どの曲も懐かしい。タイトル曲なんか特に好きだね。すごいいいよ。今でもよく聴くしね。このチャカ・カーンの声って好き嫌いあるかもしれないけど、声が開く感じで、僕はそれがすごい好きなの。女性の声の方が好きなんだよね。癒されるから。しかし、このチャカ・カーンの声量、歌唱力、音量のものすごさには驚かされます。




posted by YM at 16:04| 東京 ☀| レコメンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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