2008年05月10日

発音(タンギング)とスライディング

道具を使う上で、その使い方を熟知することは、その道具を使って何かを作ったり表現する上で非常に有益であり、プロフェッショナルに関しては必須条件だと思う。

僕が使っている「トロンボーン」という楽器は他の管楽器と大きく異なることが構造上にある。

それは「スライド」

音程を変えるときにスライドを動かす。

つまりその際、実質的な距離移動がある。

もちろん、ピストンやロータリー、キイを使う管楽器にも、アクションとして上下運動があるが、それは数センチの移動。

トロンボーンに関しては、場合によっては50センチ近く次の音に移るときに
ポジションを移動しないといけない。

なので厳密に言ってしまえば、時間軸で考えたらポジション移動のある音列での譜面通りの演奏は不可能なはず。

でも音楽的に流れていたり、音のつなぎ目のタイミングがあっていたらあまり気にならないのも事実。

だからトロンボーンが僕は好き。

音の移動は単にスライドを動かすだけでは駄目で、スライドを動かして次の音を出すときにタンギングをする。

理想は、スライドがちゃんとその目標のポジションに到達したタイミングでタンギングをする。

これって何気なくやっている動作だけど実は結構難しい。

人間って訓練によって非常に複雑な動作が出来るんだと改めて感心する。


また、タンギングとスライディングのタイミングの一致という点はトロンボーン奏者のスキルを計るいい基準になる。

だからこそ、普段のスケール練習が大切になる。




ということを、今日練習をしていてふと思った。


posted by YM at 16:47| 東京 ☔| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。