昨日書いていた2曲も含まれます。
僕がアレンジャーとして一番幸福に感じる瞬間は、自分の書いた譜面が最初に演奏される時です。
申し訳ありませんが、それは作家の特権だと思っています。
今回、収録に参加するメンバーは日頃からライブハウス、レコーディング等でお世話になっている方ばかりです。
そのメンバーで、今回は「演歌」ですから。(笑)
とはいえ、曲によってはかなりオーケストレーションをいじってますので、洋楽ファンの方でもお楽しみいただけると思います。
とにかく、リハーサルは終始にこやかでリラックスムード。
どんなアレンジを書いていっても、いいメンバーが集まれば、そこそこいい音がします。
駄目なアレンジを書いていってもです。(笑)
つまり逆もあるということです。
気心の知れた優れたミュージシャンに対してのアレンジは「冒険」出来ます。
今回は1曲冒険しています。
そういった、その時集まるミュージシャンに当て書きをすることが僕の場合はほとんどですが、不特定多数(各地のアマチュアさん)や自分の知らない団体に対して書くアレンジは、この真逆になります。
つまり、最大公約数のようなアレンジにならざるをえません。
演奏者のスキルを細かく想定できないので、おおよその「レベル」で書かざるをえません。
それはいけないことでは決してないし、逆に世間でいったら、その方が多いかも知れません。
今回、4BoneLinesの東京公演の特典として、抽選であたった方に対して作、編曲をすることになり、アマチュアのトロンボーン吹きの方に提供することになりました。
これから、その方に取材をして、彼が求めるものを見つけようと思います。