2014年06月12日

写譜

今日は懐かしい方々と再会出来た一日でした。先ずは午前中の音大でのアンサンブル授業の後、校内でサックスの江川さん。彼女は恐らく吉田美奈子さんのブラスオーケストラをやっていた頃(ほぼ10年前)にお手伝いしてもらった縁で、彼女たちのやっているチャンチキトルネードというアンサンブルを観に行ったりしました。このアンサンブルめっちゃ面白かったです。今をときめく大友良英さんのオーケストラの核となっているのがこのアンサンブルの面々です。

その後、劇伴のレコーディングで何と17年ぶりに当時ボクのスコアを写譜してくださっていた写譜屋さん、久野さんとの再会でした。それ以降は自らフィナーレでスコアを作成するようになってからお付き合いが途絶えてしまいましたが、ボクが大編成を書くようになった27歳の頃(今から23年前)から6年間程大変お世話になりました。レコーディングの仕事の時も勿論お願いしましたが、Solid Brassや村田陽一オーケストラのようなライブハウスでのライブで使う為に写譜をお願いしました。ライブハウスの集客のレベルで10曲以上の大編成のスコアを写譜に出すということはバンマスとしては完全赤字です。ライブの為に写譜を外部にお願いするということは今の時代でもそうだと思います。
でも何故ボクは赤字になっても写譜に出していたかというこのは、「楽譜」は自分にとって「財産」だという発想があったということと、「読みやすい」楽譜は「いい」演奏を導いてくれる(つまりその逆然り)と確信していたからです。間違いだらけで読みにくい楽譜は余計なリハーサル時間もかかるし、演奏のミスを誘発するものだと思っています。

未だにその頃の楽譜を使っているので、まさにそれらの写譜された楽譜は僕にとって「財産」です。

2014-06-11 15.36.21.jpg

posted by YM at 01:10| 東京 ☔| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

初台湾

初・台湾公演素晴らしかったです!
演者もスタッフも、そしてオーディエンスも!
一体感が素晴らしかった!
その瞬間を共有することが出来て嬉しかったです。

今度の週末は香港公演です。
こちらも、とても楽しみです。

posted by YM at 22:45| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月03日

求心力

昨晩の柴崎さくらんぼでの向井滋春さんとのライブ。改めて向井さんのリズムセクションへの求心力の強さを感じました。1曲の中で数回リズムセクション一体化する瞬間があるのです。

Jazzの基本中の基本ではありますが、気をつけないと自分のソロのフレーズをリズムセクションに「ハメて」いこうとするあまりリズムセクションとのハプニングを楽しめずに、それどころかリズムセクションをマイナスワンのような関係に陥ってしまっているケースも少なくないと思います。確かに表面的には「整った」演奏に見えるけれども、それは全くアンサンブルをしているとは言い難いわけで。

何てことを思いながらも楽しいひと時でした。   





posted by YM at 12:29| 東京 🌁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

6月が来た

早いもので今日から6月が始まりました。先月は毎週末各地のドームでの福山雅治さんのコンサートに参加させていただき、それに並走するカタチで各地でソロ活動をさせていただき、平日はスタジオでとてもクリエイティブなレコーディングに関わらせていただきました。特に先月はいままであまり関わりを持つことがなかった小田和正さんのアルバムに関わらせていただいたのが特に嬉しかったです。

今月は来週末、再来週末と台湾、香港での福山さんの公演です。台湾は初上陸、香港は最近になって2回程在香港のミュージシャンと共演の機会をいただきました。

月末には私としては珍しく吹奏楽団との共演の機会があります。

龍谷大学吹奏楽部 サマーコンサート

2014年06月28日 開演18:00(開場17:00) 

場所: 八幡市文化センター 大ホール 料金: 800円

【お問い合わせ】
▼メールアドレス 
ryukoku.windmusic@gmail.com

【チケットお申し込みフォーム】
https://pro.form-mailer.jp/fms/8140d74d55182

3部構成のコンサートの中の第2部で私の作曲した2曲(宿望のチカラ、
Change of colors)を含んだプログラムでお届けいたします。

吹奏楽バック、ホール演奏を考慮して当初は太管の楽器で臨むつもりでしたが、やはり通常の細管16Mと11Cという組み合わせで演奏します。


posted by YM at 00:52| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月26日

ドームツアー終了

福山雅治さんドームツアー最終日。総動員数50万人。
ツアー後半戦では久々にBach LT16M(GoldPlate)を使用しました。ソロアルバム「Hook Up」「Absolute Time」辺りでメインの楽器として使っていたものです。なかなかいい感じでした。
ドームでの演奏環境はアリーナ以上に自分の生音をモニタリングすることは難しくイヤーホンモニターからのマイクを通した音を聞きながらの演奏になります。(もちろん自分以外の楽器も全てイヤモニでモニターしています。)

10301415_750396224992304_8103366738957832703_n.jpg





ボクの場合、完全な密閉型のイヤホンだと骨伝導で聞こえる自分のトロンボーンの音に違和感を感じるのでオープンエア型のものにして、わずかに聞こえる自分の生音をイヤモニから聞こえる音、両方が聞こえるようにしながらモニタリングしています。そのおかげでいいカンジで演奏出来ています。
いずれにせよ、今回のツアーで色んなことを学ぶことが出来ました。自画自賛ですがサイコーのバンドです。

10363574_279178072262780_746981119800318527_n.jpg


posted by YM at 02:08| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月25日

「逆輸入」とか入力など

理由あって17年前に書いた手書きのビッグバンドのスコアをFinaleで入力することに。おそらく少し内容をいじることになると思われますが、今回の大阪滞在2日間の隙間時間で全パート書けるかな?

10349890_749672931731300_2084207241376148435_n.jpg

写真に映り込んでいるCDは椎名林檎さんの新譜「逆輸入」のサンプル盤です。この中の1曲「望遠鏡の外の景色」をアレンジさせていただきました。唯一のインスト曲です。同録です。ブラス、ストリングスはいつものメンバー。リズムセクションもいつものパイセン方
笹路正徳さん(ピアノ)、高水健司さん(ベース)山木秀夫さん(ドラム)です!
インスト曲なのに今回の中で最も大きい編成です。ありがとうございます。
で、このアルバムは全11曲それぞれアレンジャーを変えているので11人のアレンジャーが参加しています。それでアルバム完成の打ち上げをそのメンツでしました。周知の方もいらっしゃれば初対面のアレンジャーの方もいて、「音楽」に対する気持ち、価値観が自分とかけ離れている方も多く勉強になりました。この模様はWOWOWでOAされるようです。
http://natalie.mu/music/news/117330

ということでフィナーレ入力は3時間であっけなく終了しました。

posted by YM at 00:10| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月17日

30年前のバイト先

今日の仕事現場からほど近いので大学時代、つまり今から30年前に数年間バイトをしていた場所に行ってきた。当時の建物は取り壊されマンション建設中だった。この頃は大学行きながら既に色んなバンドをやっていて、自分がアマチュアとプロの狭間の頃でとにかく毎日の見たり聞いたりすること、経験、全てが新しかった。

posted by YM at 23:28| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

札幌でひさびさセッションします!

札幌くうでライブやります!
5/9 (金)
村田陽一 funk session
村田陽一(tb) 折原寿一(g) 工藤拓人(key) 熊谷 望(b) かわいそーへい(ds)
19:30開場 20:00開演前売3500円(当日4000円)別途飲物代500円必要 
http://www.sapporo-coo.com/?p=3456

posted by YM at 00:00| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月05日

ソロパフォーマンスライブツアー一区切り

昨晩の博多でのソロパフォーマンスライブも実りのある演奏が出来ました。昨日初めてトライしたアプローチもあり、またもや機材を増やさずに表現の幅が広がった感があります。機材に操られたり操るような関係でなく僕とトロンボーンのような「相棒」「共同体」に成りつつあります。
観客と機材との一体化を感じることの出来た熱いライブとなりました。

ロングトーンを沢山重ねている時現れる「高次倍音」を体感するのは至福の瞬間です。

広島1日、福岡4日間でソロパフォーマンスライブは2本、別件コンサート2本、充実した旅でした。明日から次の札幌まで連日レコーディングの日々を送ります。広島、博多なでお世話になった方々、お客様ありがとうございました。

posted by YM at 22:24| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月30日

カラダが資本。

ソロパフォーマンスライブ@名古屋DOXY無事終了いたしました。とても熱いリアクションをいただいて、こちらも更に熱い演奏が出来ました。
実はセッティング中に自前のマイクが壊れてしまいあたふたしてしまいましたがお店のスタッフ、東京在住のその手の専門家のおかげで無事トラブル回避出来ました。本当に感謝です!
今回は12泊11日(大阪〜神戸〜大阪〜京都〜名古屋)という長い旅だったのですが、11日で10本番というなかなかしびれるスケジュールを難なくこなせたのも皆様のお陰です。
明日は午前中に音大のアンサンブルの授業が2時間久々の帰京です。とはいえタッチアンドゴーってカンジで明後日には広島でソロパフォーマンスやって翌日から博多で2日コンサートのお仕事をしてその翌日には博多でソロパフォーマンスです。

今回の旅で唯一難しかったのは日常的のジム通いが出来なかったことです。ようやく今日ライブ前にジムに行けてカラダがリセット出来ました。
カラダが資本。

posted by YM at 00:34| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月08日

Wayne Henderson R.I.P

ジャズクルセイダーズの活動で有名なトロンボーン奏者Wayne Hendersonが逝去されたそうです。
高校生だった僕は彼の演奏を初めて聴いて未開拓なトロンボーンの可能性を確信しました。

過去に彼への思いをこのブログで書いていますので参照してくださると幸いです。

Vol.1

Vol.2

posted by YM at 16:18| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

区切る

4月1日
今まで続けていたことを引き続き続けることや、止めてしまうことを決断したり,新しいことを始める為にはいい節目ということで新年度の「始まり、はじまり〜」

posted by YM at 11:44| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

併行

おかげさまで昨晩のセッション、すんばらしいテイクを録ることができました。参加してくださったミュージシャン、エンジニア、スタッフのおかげでございます。ありがとうございました。内容詳細は追ってお知らせいたします。
現在リハーサルの日々が続いているわけですが、それを併行して別プロジェクトのアレンジをしています。作業内容だけ見ると随分違う行為ですがそれがかえって双方の気分転換になっています。
私にとってはどちらも欠かせないものです。
ということで本日から別プロジェクトのアレンジにとりかかります。ビッグバンド編成なのでこれも一応大編成ということになります。

posted by YM at 01:31| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月24日

お手紙

先日、バンド維新2014というイベントでボクの書いた曲を演奏してくれた浜松市北星中学校の吹奏楽部の皆からお礼のお手紙が届きました。
感激です!
一枚一枚大事に読ませてもらうと、ボクがその時伝えたかったことをちゃんと汲んでくれていたようでとても嬉しかったです。
せっかく楽器を手にしたのだからこれからもずっと「音楽」を楽しく続けて欲しいし、続けていたらまた10年後とかに再び一緒に演奏するチャンスもあるかもしれないし、もし実現したら素敵なことだよね。

2014-03-24 23.43.07.jpg

このお手紙一枚一枚がボクの宝になりました。

ありがとう。

posted by YM at 23:53| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

楽しいこと

現在結構大きめな編成のアレンジをしているのですが楽しくて仕方ないです。こういう時に限って自分のオリジナル曲がポコポコ生まれてきます。
そんな時は作業中であろうが、メロディとコードをノートに書き留めて、ざっくりLogicで打ちこむところまでやってしまうのです。一段落したらトロンボーンをダビングするつもりです。こうやって楽しいことが増えていくわけです。

posted by YM at 23:54| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月16日

藤村さん、ありがとうございました。

今晩、ピットインの音響エンジニアの藤村さんのお通夜に参列してきました。とにかく温かい人でした。ボクは夜の部に出演させてもらってからだから25年間以上もの間ピットインでのボクのバンド、セッション全て藤村さんの音響で成り立っていました。来月にも村田陽一オーケストラがあるので久々にお顔を拝見出来ると思っていたのに。。
ジャズの殿堂、ピットインの音は藤村さん無くては語れないのです。

こんなに長いことお世話になっているのに、ボクはほとんど藤村さんのことを知りませんでした。それは他のミュージシャンの方もそうだったのかも知れません。藤村さんはあまりご自分のことを話そうとしませんでした。今日のお通夜で立派なご子息お二人がいらっしゃることを知りました。これだけ長い期間お世話になっているのにボクはなんにも藤村さんのことを知りませんでした。どこ出身で、どこに住んでいて、どんな風に生きてきたのかとか。藤村さんは自分のことをあまり語らない代わりに皆の話しを沢山聞いていました。だから藤村さんはピットインに出演しているミュージシャン、スタッフのこと沢山知っていたと思います。でも僕らはピットインに居るときの藤村さんしか知らなかったです。

いつの日かのライブの後にボクが気に入っていた年季の入ったブーツのかかとがとれてしまい、もう駄目だなと思ってたら、すかさずその場で直してくれました。そんな方だったんです、藤村さんって方は。

ライブが終わったあと、藤村さんは狭い楽屋に籠ってトランペットの練習を夜遅くまでしていたのがとても印象的でした。

もっともっと藤村さんといろんな話しがしたかったのですが、もう叶わぬ夢となりました。

本当に本当にありがとうございました。

そして安らかにお眠りください。

僕らはもうちょっと頑張ります。
 
村田陽一(2014/3/16)

posted by YM at 01:49| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

気づき

バンド維新2014、レクチャー、本番の2日間無事終了いたしました。
私の曲を初演してくれた浜松市立北星中学校吹奏楽部の皆とこの曲を通して私自身の「気づき」が沢山ありました。本当に感謝です。

2014-03-09 14.50.49.jpeg

5年後10年後また一緒に演奏出来る機会があると素敵ですね。

posted by YM at 23:07| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月07日

「バンド維新2014」

明日明後日と浜松市で行なわれる「バンド維新2014」に参加します。
この為に依嘱した作品を地元の中学生の吹奏楽部に演奏してもらうのですが、明日は公開レクチャー、明後日は演奏会という運びです。
http://www.hcf.or.jp/bunka/band_restoration/

posted by YM at 22:55| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バリュー

昨日のライブが良かったのはお伝えしたのですが、このメンツで同じ曲を長年、何回も演奏するとある意味「定点観察」になるわけです。
若い時は得てして速いテンポで演奏しがちで、それでグルーヴしたつもりになりがちです。裏を返すと遅いテンポで演奏したとたんにグルーヴしなくなるなんてことも一般的に多々あることです。
昨日はどの曲も以前よりテンポが遅かったにもかかわらずメチャクチャうねりのあるグルーヴでした。何気ない1コードのバンプがめちゃくちゃ気持ちいいわけです。もしかしたら大してテンポが遅いわけではなくて、1つ1つの音符のバリュー(質感)があったから個々の表現の幅が出たのかも知れません。音符1つ1つが(単に音価という意味ではなくて)タップリしている時にそういう風に感じます。
クリックを使った演奏でもビート感、グルーヴが違うのはそういうことですよね。歴史に名を刻んだ達人たちはそれをいつも演奏で証明しています。

posted by YM at 01:34| 東京 ☀| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

手加減しない。

浜松へ日帰り仕事を終えて帰京中。来週の日曜日に行われるコンサートのリハーサルの立会いでした。このコンサートの為に自分が書いた移植作品を浜松の中学の吹奏楽部の子供達が演奏してくれるのです。楽しい時間はあっと言う間に過ぎました。音楽に限らず色々なお話をしました。彼女達にとって少しでも今後に役立つことがあれば嬉しいです。
アマチュアだからと言って手加減はしません。それは別に厳しいことを言うということではなく「濁らしたり」「ながしたり」「手を抜く」ことはしないということです。「ガチ」です。そうしないと自分の音楽に対する取り組み方や思いが伝わらないと思うからです。

posted by YM at 18:43| 東京 ☁| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする