2013年04月29日

TAPESTRY/村田陽一

2012年録音(49歳)

ソロアルバムとしての20作目であり、40代最後のアルバム。
2007〜2010年に書いていたオリジナル曲を厳選して収録。
トロンボーンを沢山オーバーダビングし、バックトラックも自分でソフトサンプル音源を使って制作。
耳障りの良いサウンドに仕上げていますが、細部にわたって自分なりにかなりこだわりを持って作っています。

TAPESTRY.jpg

初めてCDの販路も自分でコントロールすることにしたので現状(2013年4月)はライブ会場か山野楽器ウィンドクルー03-3366-1106(代)の店頭か専用アドレスのみで販売しております。

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2012年10月06日

Tribute to Gil Evans Live at 新宿ピットイン/村田陽一オーケストラ

2012年1月13日 ピットインにおけるライブ盤

村田陽一(Tb,P)松島啓之,奥村 晶(Tp)山本拓夫,竹野昌邦,津上研太(Sax)青木タイセイ(Tb)三好功郎(G)納 浩一(B)佐野康夫(Ds)岡部洋一(Per)

ギルバンス生誕100周年を記念してギルに関係する曲を中心に演奏。
1. BUD AND BIRD (GIL EVANS)
2. TIME OF THE BARRACUDAS (MILES DAVIS / GIL EVANS)
3. IF YOU COULD SEE ME NOW (TADD DAMERON)
4. ROUND MIDNIGHT (THELONIOUS MONK)
5. PRIESTESS (BILLY HARPER)
6. LAS VEGAS TANGO (GIL EVANS)
7. SO WHAT (MILES DAVIS)
8. STONE FREE (JIMI HENDRIX)



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2012年01月11日

Janeiro/村田陽一 with Ivan Lins

2010年 リオデジャネイロ録音(46歳)

Ivan Linsとのコラボレーションアルバム。
12年前に初めて出会ってその日に彼のバンドのギグに飛び入りして、その晩に彼から一緒にアルバムを作ろうと持ちかけて、その後二人でアルバムの構想を練っていよいよ自分が彼の住むリオデジャネイロに単身乗り込んで旧知の仲の彼のバンドメンバーも含めたセッション。

それぞれのオリジナル曲を5曲づつ相手が選び、1曲(Sentimental Friends)は共作。




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2010年05月21日

村田陽一オーケストラ「COMPOSITIONS」

コンポジションズ
村田陽一オーケストラ

1 ア・チェンジ・オブ・カラーズ (村田陽一)
2 ヴァスト・コンティネント (村田陽一)
3 コラージュ (村田陽一)
4 ダブル・クラッチ (村田陽一)
5 バッスル・アンド・サイレンス (村田陽一)
6 ウォーキン・アラウンド・ザ・“K” (三好功郎)
7 ザ・パドルズ (村田陽一)




-----------村田陽一による解説

1 ア・チェンジ・オブ・カラーズ (村田陽一)
2005年にユーフォニアム・チューバカルテットの為に作曲した曲。
のちに吹奏楽、自己のバンド「Hook Up」(*1), トロンボーンカルテット「4 Bone Lines」(*2)でも別のアレンジで演奏している。
[solo1: 村田陽一 (tb) / solo2: 山本拓夫 (bs)]

2 ヴァスト・コンティネント (村田陽一)
このオーケストラの為に2005年に作曲した6/8拍子の曲。
出来るだけソリストの自由度を高める為に和音は転調が多いもののオーケストレーションは比較的シンプルなものにした。
[solo1: 竹野昌邦 (ts) / solo2: 村田陽一 (tb) / solo3: 岡部洋一 (perc)]

3 コラージュ (村田陽一)
ブラジリアンフィールの曲。
リフの後半は3/4拍子と2/4拍子の仕掛けがある。
冒頭部はレコーディング時に思いついて作ったもの。
[solo1: 山本拓夫 (fl) / solo2: 村田陽一 (tb)]

4 ダブル・クラッチ (村田陽一)
2007年に作曲したFunk曲。
本来は「Hook Up」の為に作曲した曲だが、レコーディング当日になってオーケストラ用にアレンジ。
あくまでもフロントのトロンボーンとテナーサックスの2管を前面に押し出し、他の管楽器を背後に回すようなアレンジをする事で大編成特有の重さを回避した。
[solo1: 山本拓夫 (bs) / solo2: 村田陽一 (tb) / solo3: 三好功郎 (g)]

5 バッスル・アンド・サイレンス (村田陽一)
2007年に作曲したハバネラ、タンゴ風の曲。
フレンチホルンやチューバを導入する事でよりいっそう、シンフォニック且つ「土臭さ」が強調された。
私は大編成のジャズアンサンブルをやるにあたり最も影響を受けていたのはギル・エヴァンスだが、カーラ・ブレイの曲・アレンジも大好きで、この曲はカーラの影響が色濃く出ているかもしれない。
[solo1: 三好功郎 (g)]

6 ウォーキン・アラウンド・ザ・“K” (三好功郎)
本アルバム唯一私の作曲ではない曲。メンバー、三好功郎のオリジナル曲。
疾走する前半部のリフとレイドバックするシャッフルの対比が面白い。
彼がコンボスタイルでこの曲を演奏する時のイメージを壊さないよう注意を払いながらアレンジした。
[solo1: 青木タイセイ (tb) / solo2: 三好功郎 (g)]

7 ザ・パドルズ (村田陽一)
2002年作曲。
シンプルなメロディにテンションノートを奇麗に連結することに終始してアレンジした。
普通に聞くと耳馴染みがよく、実際よく聞いてみると複雑な構造をもっている曲というのが、ある意味で自分の理想型だ。
[solo1: 納 浩一 (b) / solo2: 村田陽一 (tb)]


(*1) Trombone, Kb, 2Gt, Bs, Drの6ピースのバンド。Funkを基調とし村田のオリジナル曲を中心に演奏。
(*2) トロンボーン4人編成のカルテット。メンバーは村田を除く3名はクラシックのオーケストラプレイヤー。




-----------村田陽一オーケストラ
1993 年3月に、新宿Pit inn主催による『Tribute to Gil Evans』のイベントのために村田陽一が新宿Pit innにゆかりのある同世代のミュージシャンを集め結成。結成当時は「マンデーナイトオーケストラ」という名前でGil Evansのレパートリーを中心にそのリアレンジなどもしながら活動していた。その後、村田陽一・オリジナル楽曲のレパートリーが増えるとともにバンド名を「村田陽一オーケストラ」に変更し現在に至る。メンバーのほとんどは、'80 年代、まだ新宿Pit innが紀伊国屋書店裏にあった頃一緒に演奏していた仲間達である。'90年代から様々なフィールドで活躍するようになったメンバー達がつくるサウンドは 『Jazz』という一つのジャンルにカテゴライズされたものではなく、様々なエッセンスがミクスチャーされたオリジナル・サウンド。オーケストラといってもビッグバンドのような編成ではなく管楽器は2トランペット、2トロンボーン、3サキソフォンであり、オプショナルでフレンチホルンやチューバが入ることもある。アレンジされた譜面を使って演奏するが、即興的に各プレイヤーがアプローチするという場面もあり、それによって極めてフレキシビリティに富んだサウンドをつくり出している。新宿Pit innを中心に活動をしてきた“Live Band”であり、今回はその記念すべき1stレコーディング。当然のことながらレコーディングもLive同様アンサンブル・ソロなどすべてが同時録音された。尚、リーダーの村田陽一はTbの演奏はもとより作曲・編曲の他にキーボードも演奏。オーケストラのアンサンブルにさらなる深みを与えている。

-----------YOICHI MURATA ORCHESTRA
Formed in March 1993, by Yohichi Murata, for a Shinjuku Pit Inn’s event “Tribute to Gil Evans” with his contemporary musicians closely associated with the club. In the first years from their birth they called themselves Monday Night Orchestra, playing mostly their re-arrangements of Gil Evans related compositions. They gradually started to build their own original repertoire written by Murata and changed the name to Yohichi Murata Orchestra. The members of the orchestra are all colleagues since the ‘80s when the Shinjuku Pit Inn was a jazz hive in the back street of the Kinokuniya bookstore. As each of them went on to play various kinds of music in the ‘90s, the sound of the orchestra has inevitably developed into a highly mixed individual sound that goes beyond the category of jazz.
Not being a typical big band, the orchestra has 2 trumpets, 2 trombones, and 3 saxophones in the brass section, with occasional addition of a French horn or a tuba. They play mostly from notated arrangements, but there are moments of spontaneous improvisation that gives the sound of the orchestra full flexibility.
This is the monumental first recording of a “live” band that has played around the Shinjuku Pitt Inn for many years. Very naturally this is an all-live recording. Leader/composer/arranger/trombonist Yohichi Murata plays keyboards also to add yet another depth to the ensemble.

コンポジションズ:
他方、村田陽一は、偉大なジャズのオーケストラに私たちが望みかつ惹かれるものすべてを差し出してくれるオリジナルの楽曲を創り上げた。これは色彩と情趣のコラージュであると同時に、音楽世界の広大な大陸どうしをつなぐ橋である。演奏から編曲まで、終始緩みはない。
才能と技の冴えは原則。彼の設定した水準は高い。

僕に始まるすべての人に音楽を分けてくれたことを感謝する。

ギル・ゴールドスタイン

小山さち子訳

COMPOSITIONS:
On the other side, Yoichi creates original compositions which bring everything we've come to expect and love from the great jazz orchestras. It is a collage of colors, moods, and bridges the vast continents of the musical world. From playing to writing, there is no let-up start to finish.
Brilliance and virtuosity is the rule and he sets a high standard.

Thanks for sharing your music with me and everyone else,

Best, Gil Goldstein



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2010年05月20日

村田陽一オーケストラ「STANDARDS」

スタンダーズ
村田陽一オーケストラ

1 リズム・ア・ニング (セロニアス・モンク)
2 エヴィデンス (セロニアス・モンク)
3 ブルース・コノテーション (オーネット・コールマン)
4 オール・ブルース (マイルス・デイヴィス)
5 ラ・パシオナリア (チャーリー・ヘイデン)
6 ブギー・ストップ・シャッフル (チャールズ・ミンガス)
7 プラ・ヂゼール・アデウス (エドゥ・ロボ - トルクァート・ネト)




-----------村田陽一による解説

1 リズム・ア・ニング (セロニアス・モンク)
いわゆるリズムチェンジの代表的な曲。
この曲は管楽器と打楽器だけの演奏。
管楽器を中心としたコレクティブインプロヴィゼーションを沢山散りばめたアレンジ。
後半の管楽器によるソリは「Oleo」でのマイルス・デイヴィスの有名なアドリブソロをハーモナイズしたもの。

2 エヴィデンス (セロニアス・モンク)
リズム楽器はFunkビートにコード進行を拡大解釈によりシンプルに演奏、そのテンポと無関係なテンポで本来のコード進行を周到した管楽器のアンサンブルがのる。
つまりテーマの部分では同時に無関係なテンポのものが二つ共存している。
[solo1: 村田陽一 (tb) / solo2: 松島啓之 (tp)]

3 ブルース・コノテーション (オーネット・コールマン)
リフがトリッキーなBbのブルース。
ソリストの後のセクションはブルースの枠を保ちつつも半音進行を使ったギル・エヴァンス的なアプローチ。
[solo1: 奥村 晶 (tp) / solo2: 竹野昌邦 (ts)]

4 オール・ブルース (マイルス・デイヴィス)
プレリュードは新たに私が作曲したもの。
テーマの2コーラス目はアッパーストラクチャー上に出来る音程を使う事で全音上のキーでのメロディが元調のコードの上に乗り、サイズもの通常の12小節から伸びている。
また、テーマの後半は3拍子の上に2拍子のハードロック的なフレーズがのる。
[solo1: 津上研太 (as) / solo2: 松島啓之 (tp)]

5 ラ・パシオナリア (チャーリー・ヘイデン)
途中のアルトサックスによるフリーフォームによるインプロビゼーションでの背景にある管楽器のコラージュもあらかじめ用意されたフレーズではなく、ソリストのアプローチに即したフリーバッキングのバランスに注意を払った曲。
[solo1: 納 浩一 (b) / solo2: 津上研太 (as)]

6 ブギー・ストップ・シャッフル (チャールズ・ミンガス)
ギル・エヴァンスオーケストラでもよく取り上げられていたマイナーブルースの曲。
アドリブソロを挟む部分でのリフはフーガ風で、結果的にメロディが1拍ずつズレていくようなコラージュになっている。
[solo1: 津上研太 (as) / solo2: 村田陽一 (tb) / solo3: 青木タイセイ (tb) / solo4: 松島啓之 (tp)]

7 プラ・ヂゼール・アデウス (エドゥ・ロボ - トルクァート・ネト)
本作で唯一ジャズミュージシャンによる作曲でない曲。
エリスレジーナの名唱で有名なこの曲は出来るだけ管楽器のアンサンブルの分量を抑えて演奏のダイナミックレンジを意識してアレンジした。
[solo1: 村田陽一 (tb)]



-----------村田陽一オーケストラ
1993 年3月に、新宿Pit inn主催による『Tribute to Gil Evans』のイベントのために村田陽一が新宿Pit innにゆかりのある同世代のミュージシャンを集め結成。結成当時は「マンデーナイトオーケストラ」という名前でGil Evansのレパートリーを中心にそのリアレンジなどもしながら活動していた。その後、村田陽一・オリジナル楽曲のレパートリーが増えるとともにバンド名を「村田陽一オーケストラ」に変更し現在に至る。メンバーのほとんどは、'80 年代、まだ新宿Pit innが紀伊国屋書店裏にあった頃一緒に演奏していた仲間達である。'90年代から様々なフィールドで活躍するようになったメンバー達がつくるサウンドは 『Jazz』という一つのジャンルにカテゴライズされたものではなく、様々なエッセンスがミクスチャーされたオリジナル・サウンド。オーケストラといってもビッグバンドのような編成ではなく管楽器は2トランペット、2トロンボーン、3サキソフォンであり、オプショナルでフレンチホルンやチューバが入ることもある。アレンジされた譜面を使って演奏するが、即興的に各プレイヤーがアプローチするという場面もあり、それによって極めてフレキシビリティに富んだサウンドをつくり出している。新宿Pit innを中心に活動をしてきた“Live Band”であり、今回はその記念すべき1stレコーディング。当然のことながらレコーディングもLive同様アンサンブル・ソロなどすべてが同時録音された。尚、リーダーの村田陽一はTbの演奏はもとより作曲・編曲の他にキーボードも演奏。オーケストラのアンサンブルにさらなる深みを与えている。

-----------YOICHI MURATA ORCHESTRA
Formed in March 1993, by Yohichi Murata, for a Shinjuku Pit Inn’s event “Tribute to Gil Evans” with his contemporary musicians closely associated with the club. In the first years from their birth they called themselves Monday Night Orchestra, playing mostly their re-arrangements of Gil Evans related compositions. They gradually started to build their own original repertoire written by Murata and changed the name to Yohichi Murata Orchestra. The members of the orchestra are all colleagues since the ‘80s when the Shinjuku Pit Inn was a jazz hive in the back street of the Kinokuniya bookstore. As each of them went on to play various kinds of music in the ‘90s, the sound of the orchestra has inevitably developed into a highly mixed individual sound that goes beyond the category of jazz.
Not being a typical big band, the orchestra has 2 trumpets, 2 trombones, and 3 saxophones in the brass section, with occasional addition of a French horn or a tuba. They play mostly from notated arrangements, but there are moments of spontaneous improvisation that gives the sound of the orchestra full flexibility.
This is the monumental first recording of a “live” band that has played around the Shinjuku Pitt Inn for many years. Very naturally this is an all-live recording. Leader/composer/arranger/trombonist Yohichi Murata plays keyboards also to add yet another depth to the ensemble.


スタンダーズ:
村田陽一は、最もポピュラーなスタンダードを再構築し我が物にするという難題をやってのけた。
その編曲は奔放で示唆に富み、私たちのこれらの曲に対する考え方を変えた。演奏もまたその編曲のもつ創造性に合致している。ギル・エバンスの長い歴史が大きく投影されたこれらの曲は、その音楽遺産を知り愛する者たちに記憶を呼び起こす。



僕に始まるすべての人に音楽を分けてくれたことを感謝する。

ギル・ゴールドスタイン

小山さち子訳

STANDARDS:
Yoichi Murata has achieved the difficult job of reinventing the most popular jazz standards and making them his own. The writing is significant and broad and he has changed the way we think about these songs. The playing also matches the creativity of the writing. A long history of the great Gil Evan's looms large over these pieces and brings back memories to all who know and love that musical heritage.

Thanks for sharing your music with me and everyone else,

Best, Gil Goldstein

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2008年10月25日

「トリビュート・トゥ・ブレッカー・ブラザーズ」~ 村田陽一ソリッド・ブラス&ビッグ・バンド・フィーチャリング・ランディ・ブレッカー

「トリビュート・トゥ・ブレッカー・ブラザーズ」~ 村田陽一ソリッド・ブラス&ビッグ・バンド・フィーチャリング・ランディ・ブレッカー

2008年6月に浜松アクトで行われたライブ。

当日の曲順通りの構成。

基本的にエディット無し。

次ぎへと繋がる一枚となります。

1. Solid Brass Session::サム・スカンク・ファンク
2. Solid Brass Session::ドナ・リー
3. Solid Brass Session::ザ・チキン
4. Solid Brass Session::ドミノ
5. Solid Brass Session::スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット
6. Solid Brass Session::バッド・アティチュード
7. Big Band Session::ストラップ・ハンギング
8. Big Band Session::フリーフォール
9. Big Band Session::スポンジ
10. Big Band Session::レヴィテイト
11. Big Band Session::エレガント・ピープル
12. Big Band Session::サム・スカンク・ファンク

<Solid Brass>
村田陽一 (tb)
西村浩二 (tp)
菅坡雅彦 (tp)
小池 修 (as)
竹野昌邦 (ts)
山本拓夫 (bs)
佐藤 潔 (tuba)

<Big Band>
村田陽一 (tb)
西村浩二 (tp)
菅坡雅彦 (tp)
中野勇介 (tp)
田中 充 (tp)
五十嵐誠 (tb)
川原聖仁 (tb)
山口隼士 (btb)
近藤和彦 (as)
本間将人 (as)
小池 修 (ts)
竹野昌邦 (ts)
山本拓夫 (bs)
小野塚晃 (kbds)
梶原 順 (g)
納 浩一 (b)
佐藤 潔 (tuba)
渡嘉敷祐一 (ds)
大儀見元 (perc)

スペシャル・ゲスト:ランディ・ブレッカー (tp)


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2008年07月27日

4 Bone Lines/Vol. 2 “MODERNS”

4 Bone Lines/Vol. 2“MODERNS 2008年1月レコーディング

4 Bone Linesの2作目。

2008年4月に1枚めをリリースし、その翌々月6月に本アルバムを立て続けにリリース。

ある意味、この2枚でようやくこのカルテットの全貌が見えると言える。


こちらの作品は全て私のオリジナル曲。

曲によってはトロンボーン4本の他にループを使用。


1.ペテン師 [2:13]
2.M.R.G. Blues [4:02]
3.雫 [3:35]
4.Overview [3:59]
5.SKA [3:34]
6.Deeply, Deeper, Deeper [4:24]
7.Tea Cups [4:42]
8.A Change of Colors [3:50]
9.Sneaky One [3:26]
10.Monkish Breath [4:29]
11.Second Hart [2:52]
12.The Meaning of Life [4:48]


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4 Bone Lines/Vol. 1 “CLASSICS”

Bone Lines/Vol. 1 “CLASSICS”2008年1月レコーディング

トロンボーンカルテット「4 Bone Lines」のデビューCD

この作品は全てカバー曲。

いろんなジャンルの優れた楽曲を選曲。


1. Thelonious / Thelonious Monk
2. Epistrophy / Thelonious Monk
3. Ave Maria / Giulio Caccini
4. Footprints / Wayne Shorter
5. Pavane pour une infante défunte / Maurice Ravel
6. Adagio, from Trombone Concerto No. 2 ??/ Eugen Reiche
7. Etude No. 1 from Melodious Etudes For Trombone / Johannes Rochut
8. Better Get Hit in Your Soul / Charles Mingus
9. Etude No. 4 from Melodious Etudes For Trombone / Johannes Rochut
10. Elegant People / Wayne Shorter
11. Chelsea Bridge / Billy Strayhorn
12. Etude No. 3 from Melodious Etudes For Trombone / Johannes Rochut
13. Fables of Faubus / Charles Mingus
14. Little Rootie Tootie / Thelonious Monk
15. Etude No. 2 from Melodious Etudes For Trombone / Johannes Rochut
16. One Note Samba (Samba de Uma Nota Só ) / Words by Newton Mendonça / Music by Antonio Carlos Jobim
17. Reflections / Thelonious Monk
18. Blue Monk / Thelonious Monk
19. Black Orpheus / Luiz Floriano Bonfa


4 Bone Lines are: 古賀慎治(東京都交響楽団)、池上亘(NHK交響楽団)、黒金寛行(NHK交響楽団契約団員)、村田陽一


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2008年04月12日

SAX&BRASS magazine presents“村田陽一ベスト・ワークス”

サックス&ブラスマガジン編集部による選曲&監修のトロンボーンプレイヤー、村田陽一のアレンジャーの側面にスポットを当てたベスト・アルバム。ソロ・ワークスや外部アーティストにアレンジした楽曲などもセレクトした内容。 ということらしい。  (2008年3月発売)


01 TURN ME LOOSE, I'M DR.FEELGOOD(D.Hartman - C.Midnight)〜
COLD SWEAT(D.Lindup)
02 LET ME GROOVE(Yoichi Murata)
03 IT DON'T MEAN A THING(IF IT AIN'T GOT THAT GROOVE)(Irving Mills - Duke Ellington)
04 CROSS TOWN TRAFFIC(Jimi Hendrix)
05 CHAMELEON(H.Hancock - P.Jackson - H.Mason - B.Maupin)
06 HAPPY XMAS(WAR IS OVER)〔LOOP VERSION〕(Yoko Ono - John Lennon)
07 SOME SKUNK FUNK(Randy Brecker)
08 SPONGE(R.Brecker)
09 BRING BACK(Yoichi Murata)
10 DONNA LEE(C.Parker)〜CHICKEN(A.J.Ellis)
11 SQUIB CAKES(Chester Thompson)
12 CARRY ON(Yoichi Murata)
13 TWENTY FIRST CENTURY SCHIZOID MAN(R.Fripp - I.McDonald - G.Lake - M.Giles - P.Sinfield)
14 DIAMOND HEAD(D.Hamilton)
15 ROCKIN' IN RHYTHM(D.Ellington - I.Mills - H.Carney)


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2008年02月11日

ABSOLUTE TIMES その弐

「Absolute Times」は全曲、カバ−曲。


1.A Felicidade


ボサノヴァを創った男`アントニオ・カルロス・ジョビンの作曲。

映画「黒いオルフェ」の為に書き下ろされた曲。

基本的には僕のプログラミングを軸に吉岡たくくんのサンプルで構成されている。

そこに生楽器としてチェロ、ギター、そしてトロンボーンが乗る。

ジョビンのオリジナルテイクのようなリズム、コードアレンジとは違って、いわゆる16ビートを
基調としたブレイクビーツ。

非常にお洒落なサウンドになっていると思う。

^^^^^^^^^^

村田陽一(tb,p,programing)
堀沢真己(cello)
石成正人(gt)
吉岡たく(sampler)

ーーーーーーーーーーー
http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C0183981









2.Twenty First Century Schizoid Man


キングクリムゾン。

Solid Brassによるエキサイティングな演奏。

この曲をアレンジするにあたり、真っ先にアタマの中に浮かんだのは、「マリンバ」

ある意味、フランクザッパ的なアプローチのこのアレンジは、是非、高田みどりさんの
「マリンバ」が必要だったのだ。

これでもかというTuttiはSolid Brassの数多い音源の中でも屈指のテイクになっている。


^^^^^^^^^^

<Solid Brass>

村田陽一(Trb)
西村浩二(Tp)
荒木敏男(Tp)
佐藤潔(Tuba)
小池修(As)
竹野昌邦(Ts)
山本拓夫(Bsx)
村上ポンタ秀一(Dr)

高田みどり(marimba)

ーーーーーーーーーーー

http://listen.jp/store/cddetail_4582213912104.htm








3.Stone Free


ジミヘンドリックスの曲。

Hook Upによる演奏。

ロックテイストというよりは、ちょっとクールなテイストに仕上がっている。


^^^^^^^^^^

<Hook Up>

村田陽一(tb)
小野塚晃(kb)
小倉博和(gt)
石成正人(gt)
小松秀行(bs)
佐野康夫(drs)

ーーーーーーーーーーー

http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C1035967









4.Now You're Not Here


スィングアウトシスターの曲。

オリジナル曲のホーンアレンジと演奏も僕は担当。

彼らの日本でのツアー中にTBSのTVドラマの主題歌のタイアップが決まり、
急遽、ホーンアレンジとして僕に白羽の矢が立った。

ここから彼らとの付き合いが始まる。

彼らが来日の度に会ったり、メールや電話で連絡をとりあったり。

特に印象的だったのは彼らがプロモーションで来日中に、一緒にウェインショーターの
ギグを一緒に見に行った時だった。

当時、彼らのステージでジャコの曲をやったりしていたようで、年齢的に同世代ということもあって、
音楽的嗜好がかなり似ていてたせいか、かなり気があった。

今回のアレンジは基本的にオグちゃんとのデュオを軸にして作っていった。


^^^^^^^^^^


村田陽一(tb)
小倉博和(gt)
吉岡たく(sampler)

ーーーーーーーーーーー

http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C1035983








5.タンゴ


自分が20代後半に在籍していた「じゃがたら」のボーカル、江戸アケミの曲。

勿論、このバンドでこの曲を僕は演奏していた。

彼を含め、メンバーの数人が逝去してしまったため、このバンドは凍結となった。

このアルバムをレコーディングした年が、アケミの13回忌だったということもあり、
自分なりの彼へのトリビュートという意味合いで、このトラックを作った。

この曲の「詞」は非常に重みのあるものだったので、どうしてもインストではなく歌詞ものせかたった。

しかし、誰かゲストを入れてやるということは、今回のアルバムコンセプトから外れていたし、
あまりトリビュートという感じにならないので、これは自分で下手でも構わないから朗読をすべきだと思い
、自分でやることにした。


^^^^^^^^^^

村田陽一(tb,詩朗読)
吉岡たく(sampler)


ーーーーーーーーーーー

http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C1087266








6.時よ


吉田美奈子さんのオリジナル。

このアルバムの数年前から何かとご一緒する機会に恵まれた。
このトラックの後に、美奈子さんのアルバム「Voice In The Wind〜YOSHIDA MINAKO WITH BRASS ART ENSEMBLE」で10人の木管楽器、10人の金管楽器、そして美奈子さんのボーカルの合計21人によるアンサンブルの
アレンジを担当させてもらった。

この曲は、美奈子さんのオリジナル曲の中でも際立って好きな曲。

オリジナルは、なんと美奈子さんがピアノを弾いている。

なので是非、美奈子さんにピアノを弾いてもらいたかったのだ。

基本的にはデュオという形をとっていて、そのあとに美奈子さんのベルベットの様なコーラスを
ダビングしていただいた。


^^^^^^^^^^

村田陽一(tb)
吉田美奈子(p,chorus)


ーーーーーーーーーーー
http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C0984187










7.Dimamond Head


ご存知ベンチャーズの有名な曲。

これをハンコック「処女航海」のように。(笑)

この時期に、良明さんとデュオをやっていて、ライブで頻繁に演奏していた曲。


^^^^^^^^^^

村田陽一(tb)
白井良明(gt)


ーーーーーーーーーーー

http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C0164026





8.Bolero

クラシックのトロンボーンをやっている人には特にご存知のラヴェル作曲のボレロ。

このラヴェルという作曲家は、かなり民族音楽にも造詣が深く、実際この曲のオリジナルアレンジでは
バリのガムランのエッセンスが盛りだくさん。

特に、メロディの並行調による、調が異なるメロディを同時に演奏する部分は、ガムランで使う「鉄琴」の
倍音の構成音を再現している。

このアルバム制作の数年前にTVの仕事で、バリ島へ行ってガムランの修行に半月間出るという体験をしていたために、
かなり、このガムランに関しては身をもって色んな勉強ができた。

今回、敢えてこの曲をリアレンジするにあたって、その辺りのエッセンスと超近代のエレクロニカのエッセンスを盛り込めたらと思い、このトラックを作りました。

実際、途中でガムランのサンプルが入ってきますが、この音源は実際、僕がガムランをバリ島の人と一緒に演奏している
音を編集、加工したものです。

基本のメロディを使ってリハモナイズし、このリハモナイズによって派生したコードの上にあらたに違いリフを載せると
いう凝ったことをしてます。

このトラックをアレンジするにあたり、実際のオーケストラを想定してアレンジしてるので、すぐにでも本当のオーケストラで演奏が出来るようなスコアになってます。

いつか、やってみたいです。

^^^^^^^^^^

村田陽一(tb,programing)
美久月千晴(bs)
吉岡たく(sampler)


ーーーーーーーーーーー

http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C0739458






9.'Round Midnight


ご存知、マイルスデイビス作曲の超スタンダード曲。

こういったジャズのスタンダード曲を現役のクラシック奏者と一緒に演奏したいと思い、
メンバーの半分はクラシック畑の奏者を集め、ライブを行なっていた。

このトラックはその時のメンバーそのままでレコーディングした。

(実際はライブの時はジャズピアニストがいたけども、このトラックに関しては、管楽器とウッドベースだけの
ほうが、よりアレンジが際立つと思い、敢えてピアノの入らない編成になっている。)


^^^^^^^^^^

村田陽一(tb)
服部孝也(tp) ex.新日本フィルハーモニーオーケストラ
Steve Sacks(fl)
山根公男(bs.cl)
吉永雅人(hr)ex.新日本フィルハーモニーオーケストラ
外囿祥一郎(euph)
吉野弘志(w,bs)


ーーーーーーーーーーー

http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C1089792






10.Too Little Time


僕が敬愛する作編曲家ヘンリーマンシーにが、トロンボーン奏者兼バンドリーダー、グレンミラーの
映画「グレンミラー物語」の為に書き下ろした曲。

これを是非、自分一人の多重録音ではなく12重奏を12人でやりたかったので、日々おつきあいのある
トロンボーン奏者と同録をした。

この12人を大きく分けて、4人ずつで左側、中央、右側で3つに分けた。

左右は基本的にクラシック奏者、中央はジャズもしくはスタジオミュージシャンという並び。

中央は基本的にテナーのみ。

左右は最左右端にバストロンボーンが配置されている。

この3点定位を中心にアレンジしてはいるものの、場合に寄っては色んな組み合わせになっている。

この曲はこのトロンボーンの他にブレイクビーツとサンプルのベースが加わっている。

ということはこの曲も、コードを表現す楽器はないということ。

リズムアレンジとしては、基本ミディアム16ビート〜DoubleTimeFeel Swing〜3/4拍子となっている。

この曲も勿論、参加してくれているプレイヤーを意識してのアレンジになっているので、個々の個性がよく出ている
トラックだと思う。

実際、こういったトロンボーンが大勢のコンサートは国内外問わずに存在するが、今ひとつピンとこないのは、圧倒的に
これを仕切る有能なプロデューサーがいないためだと思われる。

例え、プロデューサーが存在しても、プレイヤーの顔色を伺いながらやっているようだと、本来の目的に向かってのフォーカスがぼける。

ある意味、絶対的な指針をもった人が一人で進めておかないと、ピントのぼけたサウンドになると思ったので、今回は
自分の好きなように進めさせていただきました。


^^^^^^^^^^
村田陽一(tb)

-left tb-
箱山芳樹 ex日本フィルハーモニーオーケストラ
五箇正明 ex東京フィルハーモニーオーケストラ
奥村 晃 ex新日本フィルオーケストラ
藤井良太

-center tb-
広原正典
片岡雄三
辻 冬樹

-right tb-
古賀慎治 ex東京都交響楽団
桑田 晃 ex読売交響楽団
倉田 寛 ex.神奈川フィルハーモニーオーケストラ
山城純子

吉岡たく(sampler)


ーーーーーーーーーーー
http://www.7andy.jp/cd/detail?accd=C0744087








11.Orange was the color of her dress then blue silk


チャーリーミンガス作曲。

自分が20代前半から活動を共にしてきた仲間で構成されている、村田オーケストラによる
テイク。

勿論、この曲はライブで頻繁に演奏されている。

しかし、今回の為にアレンジを書き直した。

当然、同録。


^^^^^^^^^^

<村田陽一オーケストラ>
村田陽一(cond,p,tb)
津上研太(reeds)
竹野昌邦(reeds)
山本拓夫(reeds)
青木タイセイ(trb)
奥村 晶(tp)
松島啓之(tp)
吉永雅人(hr)ex.新日本フィルハーモニーオーケストラ
三好功郎(gt)
納 浩一(bs)
佐野康夫(ds)
岡部洋一(perc)

ーーーーーーーーーーー

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A001870/-.html







12.L'Amour Looks Something Like You


ケイトブッシュの曲。

彼女の声、音楽性は「ケルト」に代表されるような透明感、冷たい、でも温かいサウンド。

彼女の曲は彼女の「声」ありきで成立するものだとわかっていつつも、このようなユニークな編成でトライしてみた。

そうすることで楽曲自体の魅力が再認識出来ると思ったからだ。

このメンツでも何度かライブをおこなっていて、この編成でクイーンやキングクリムゾンの曲等をアレンジして演奏していた。


^^^^^^^^^^
村田陽一(tb)
高田みどり(marimba)
坂井紅介(w.bs)

ーーーーーーーーーーー

http://listen.jp/store/cddetail_4988006836594.htm

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このアルバムは自分の20、30代の音楽キャリアの総括的なものとなった。

敢えてオリジナル曲を排することによって、自分のアレンジという側面も具体的に見やすくなっていると思う。



posted by YM at 19:46| 東京 ☀| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

ABSOLUTE TIMES

---ABSOLUTE TIMES---

2003年 39歳

自分にとっての一つの「まとめ」となるアルバム。

20代から30代の20年間で出会った仲間達とのコラボレーション。

ミュージシャン参加数45名。

敢えてゲストという括りはなしにして、自分のバンド、セッションを軸に実際ライブを
行なっていたのにも関わらず、音源化されていないものも含め、基本的には1曲づつ参加メンバーや
コンセプトを変えた。

このアルバムを通して、この20年間の自分の音楽観、キャリアを理解してもらえると思う。


1.A Felicidade

村田陽一(tb,p,programing)
堀沢真己(cello)
石成正人(gt)
吉岡たく(sampler)



2.Twenty First Century Schizoid Man

村田陽一(Trb)
西村浩二(Tp)
荒木敏男(Tp)
佐藤潔(Tuba)
小池修(As)
竹野昌邦(Ts)
山本拓夫(Bsx)
村上ポンタ秀一(Dr)

高田みどり(marimba)




3.Stone Free

村田陽一(tb)
小野塚晃(kb)
小倉博和(gt)
石成正人(gt)
小松秀行(bs)
佐野康夫(drs)



4.Now You're Not Here

村田陽一(tb)
小倉博和(gt)
吉岡たく(sampler)



5.タンゴ

村田陽一(tb,詩朗読)
吉岡たく(sampler)



6.時よ

村田陽一(tb)
吉田美奈子(p,chorus)



7.Dimamond Head

村田陽一(tb)
白井良明(gt)



8.Bolero

村田陽一(tb,programing)
美久月千晴(bs)
吉岡たく(sampler)




9.'Round Midnight

村田陽一(tb)
服部孝也(tp) ex.新日本フィルハーモニーオーケストラ
Steve Sacks(fl)
山根公男(bs.cl)
吉永雅人(hr)ex.新日本フィルハーモニーオーケストラ
外囿祥一郎(euph)
吉野弘志(w,bs)




10.Too Little Time

村田陽一(tb)

-left tb-
箱山芳樹 ex日本フィルハーモニーオーケストラ
五箇正明 ex東京フィルハーモニーオーケストラ
奥村晃 ex新日本フィルオーケストラ
藤井良太

-center tb-
広原正典
片岡雄三
辻冬樹

ーright tbー
古賀慎治 ex東京都交響楽団
桑田晃 ex読売交響楽団
倉田寛 ex.神奈川フィルハーモニーオーケストラ
山城純子

吉岡たく(sampler)




11.Orange was the color of her dress then blue silk

村田陽一(cond,p,tb)
津上研太(reeds)
竹野昌邦(reeds)
山本拓夫(reeds)
青木タイセイ(trb)
奥村晶(tp)
松島啓之(tp)
吉永雅人(hr)ex.新日本フィルハーモニーオーケストラ
三好功郎(gt)
納浩一(bs)
佐野康夫(ds)
岡部洋一(perc)




12.L'Amour Looks Something Like You

村田陽一(tb)
高田みどり(marimba)
坂井紅介(w.bs)


posted by YM at 23:31| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

DECADE(REMIX,BEST&MORE)

DECADE(REMIX,BEST&MORE) YOICHI MURATA SOLID BRASS

2001年発表 38歳

タイトル通りボクのアルバムリリース10周年アルバム。

基本はベスト盤だが曲によってリミックスや新曲も織り交ぜた内容。

選曲はゲスト参加曲が中心となった。


1.DonnaLee~SomeSkunkFunk

この曲のハイライトであるマイケルブレッカーのアドリブソロの部分をこのテイクでは
ボクのトロンボーンもユニゾンで入れた。


2.The Chicken

オリジナルテイクとボブミンツァーとボクのソロは別テイク。


3.Spinning Wheel

これは新録。

BSTというグループのカバー。

このグループにはランディブレッカーやマイクスターンが在籍していた時期もあり、
トラでジャコも参加していた。

ここでのボーカルゲストは近藤房ノ助さん。

自転車でスタジオに現れ、数回歌って颯爽と帰って行った。


4.Goodbye Pork Pie Hat

デビッドサンボーンをフューチャーしたミンガスの曲。

ありそうでなかったこの組み合わせ。


5.Crostown Traffic

桑田佳祐さんのボーカルフューチャーのジミヘンの曲。


6.Join to the side

マーカスミラーをフューチャーした壮大なボクのオリジナル曲。


7.Three Views Of A Secret

マイケルブレッカーをフューチャーしたジャコの美しいバラード。

マイケルの追悼という意味で、Solid Brassのライブの時にレコード会社の計らいで、この音源のマイケルの演奏に一緒に演奏するという逆カラオケを敢行。

メンバー一同、彼の演奏を聞き入りながら演奏した。


8.Happy Xmas

ジョンレノンの曲。

オリジナルテイクにはミュートして使われなかったポンタさんのドラムもこのバージョンは
ちゃんと入ってる。

これが本来の姿。


9.GNP

チャーさんがゲストのボクのオリジナル。


10.Come Sunday

渡辺貞夫さんフューチャリングのエリントンの曲。

ゴスペルライク。


11.Bad Attitude

ボクのオリジナル。


12.A Sense Of Crisis

これもボクのオリジナル。


13.10 Feet High

幻のボクのデビューアルバムの中からの再録。

自分一人によるトロンボーン15本の多重アンサンブル。

自宅スタジオにて自分のオペレートで作った。


14.Memories

これも新録。

このアルバムの編集中に知人の映画監督、相米慎二さんの逝去を知り
作った曲。

これもトロンボーン多重曲。


この作品はベスト盤といいつつも、いろんな工夫が凝らされているアルバムです。

この作品の新曲をレコーディングしている夜に、ニューヨークで、あの忌まわしいテロが起こりました。

レコーディングを中断し、暫し報道されているTVを皆で見てました。

それとともにニューヨークにいる友達にメールをして安否を確認しました。
(もちろんマイケルにも)

電話回線は繋がりにくかったけどメールは大丈夫でした。

ボクは、このテロ以降海外に全く行っていません。





posted by YM at 16:49| 東京 ☀| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

TIGHTNESS その弐

内田春菊さんのイラストによるジャケットは、当時かなり斬新。

春菊さんとはボクが23歳くらいからの知り合いなので、もう20年以上前からのおつきあいということになります。

でも、随分ご無沙汰していて、このアルバムを作るにあたってジャケットはイラストでというデザイナーさんのご意見から、「じゃ、知り合いだし春菊さんに是非書いてもらいたいなぁ」とボクが言った一言でお願いすることになったのですが、春菊さんは快く快諾していただき、素晴らしいイラストを書いていただきました。


さて、音楽の内容ですが、



1.Join To The Side

いきなり反則技です、ベースが入ってます。しかも一流ミュージシャン(笑)

はい、マーカスミラーさんです。

とは言っても、ソロをメインに弾いてもらいました。

やはり、マイケル、サンボーン、ミンツァーと同じくらいのボクにとってのアイドルでしたが、基本ブラスバンド編成にこだわっていたので、
今までは管楽器以外の楽器のゲストは躊躇してました。

しかし、バンドとしての熟成度も増してきて、どんな異分子が入ってこようとも「Solid Brass」のサウンドがするという自信が持てたことで
敢えて禁じて(しかもベースでサウンドを下で支えてもらうのではなく、僕らの上に乗っかってもらうという本来の逆パターンに出たわけです。

このレコーディングに際して、彼のスケジュールとボクのスケジュールが合わなかったため、メールのやりとりで具体的なコミニュケーションをとって、彼のレコーディングに関しては彼の自宅で本人のオペレートの元で行なわれました。

スラップが凄い事になってます。

そしてこのトラックのもう一人のゲストは1枚目でもお世話になった
仙波清彦さん。

この曲は基本的に6/8拍子ではありますがタイムモジュレーションで4拍子になったりかなりトリッキーなリズムアレンジになっています。

そこで、仙波さんに登場願ったのは、いわゆる「フュージョン」的なアプローチではなく、そしてアフリカン、キューバン、ブラジリアンではないサウンドにしたかったからです。

その狙いは、想像以上に上手くいきました。

ハーモニー関係も曲の後半に向かって、より複雑になりおそらく採譜は不可能だと思われます。





2.The 7th of Wonder

7/8拍子や3/4拍子などが中心になって出来ている曲。

もともとこの曲は村上ポンタ秀一率いる「Ponta Box」に演奏してもらいたくて作曲した曲であり、実際、後に「NYPB」というアルバムで「Ponta Box」の名義でピアノトリオ(ベースはアンソニージャクソン)でレコーディングしてもらました。

この2つのテイクは微妙にアレンジや拍子が違います。

この曲はBbmが基調になっていて実はトランペットやテナーサックス、トロンボーンにとって比較的、運指が楽なのです。

これが半音上のキーだったら結構地獄なフィンガリングになります。

管楽器の一通りの運指を知っているので、その辺は得をします。

この曲で7拍子でアドリブをする事が怖くなくなりました。




3.The Guammer

とにかく演奏、作曲、編曲で大切なのは「アイディア」とそれを具現化する為の「スキル」だと常日頃から思っています。

そのどちらが欠けても、恒常的にクオリティを保つのは難しいと思います。

実際、一昔、「へたうま」というスタイル(?)が流行りましたが、その頃もてはやされたものは現存してないように思います。


さてこの曲ですが、サックス3人が全員バリトンサックスです。(笑)

それにチューバが加わるのだから、相当重心低めです。

ここではとにかく、重心低めというコンセプトが最初にあり、そこから構築していきました。

基本ビートはJBです。



4.Domino

この曲は非常にライブで演奏する機会が多いです。

自分自身も気に入ってます。




5.Sophisticated Lady

この曲もマーカスミラーが参加している曲。

彼は優れたベーシストであるとともに、バスクラリネットを上手くコンテンポラリージャズにデザイン出来るバスクラ奏者でもあります。

確か、元々はベースの前にクラリネットをやっていたような?

でも、実はこの曲をお願いした時にNGが出ました。

それは、この曲は彼のソロアルバムに収録したいので、それまではレコーディングしないとの事でした。

しかし、そのあとに、とりあえずベーシックトラックを彼に聴いてもらったところ、演奏を快諾してくれ、バスクラをダビングしてくれました。

しかも、フレットレスベースでメロディを弾くというおまけもついて。



結局、その数年後にマーカスはマーカスのアルバムで同曲をレコーディングしてました。


6.Bad Attitude

アレンジをする上でいろんな手法があり、大まかに分けると「シンプル化」にすること、「複雑化」することの2つがあると思います。

それはメロディ、ハーモニー、リズムのどれをとっても言える事だと思います。

「ユニゾン」というもっともシンプルな手法は効果的に使うと非常に有効です。


この曲は、その逆の「複雑化」で出来ている曲で、メロディがコードのアッパーストラクチャーで出来ていたり、
低音とメロディパートが完全に別の動きをしていて、それぞれだけで曲が成り立つように作曲されています。

実際、複雑な低音のラインを聴いてもらいたいが為に、ライブではわざとそこの部分だけを取り出して、交互(低音、メロ)に演奏することも
あります。


7.Cassanova

イバンリンスの曲のような転調を繰り返す今までSolid Brassではやってこなかったリズム。

この曲によってバンドのサウンドが広がった。


イバンリンスはアントニオカルロスジョビンに次ぐブラジルを代表する作曲家でありボーカリスト。

ジョビンを愛好するものにとってイバンリンスはその流れで必ずたどり着く人。

メロディがシンプルでコードチェンジが斬新で転調が非常に多いのが特徴。

彼の作品はいろんなミュージシャンがカバーしているが、基本的にはご本人が歌っているテイクが一番のお気に入り。

タイトネスをレコーディングしてしばらくしてイバンとの接点が出来る。

当時、シンガー、比屋定篤子さんのプロデュースを僕がしていて、そのなかの楽曲で是非、来日中のイバンに演奏、歌をお願いすることになった。

彼に依頼するにあたり、事前に比屋定さん、僕のアルバムを聴いてもらっていたので、初対面であっても僕らがどういう音楽をやっているのかを具体的に
知っておいてもらったため、非常に全てがスムースに進んだ。

昼間に行なわれたレコーディングも順調で、その日の夜にあった彼のギグに演奏で招待され、それ以降、彼が来日する度に、僕は招待され一緒に演奏する事になる。

また、そんなことを重ねているうちに、彼から「一緒にアルバムを作ろう」と提案される。

そんな、ラッキーな事はないので、早速二人でどんなアルバムにするかの相談を東京〜リオ間のFaxや彼の来日中に彼の楽屋で進めていった。

しかし、当時の諸般の事情で具体化されなかった。

このアルバムの構想はかなり具体的に二人で話し合っていたので必ずどこかのタイミングで実現させようと思う。



8.Sponge

ランディブレッカー作曲のグルービィな曲。

オリジナルのギターのコードサウンドを金管で表現する事で面白いサウンドになった。


9.Turn Me Loose,I'm Dr.Feel Good~Cold Sweat

ジェームスブラウンの2曲をメドレー形式で。

このアレンジで随分、このレコーディングの前からライブでは演奏していた。



10.Chameleon

ハービーハンコック作曲による超有名曲。

今回、専門誌選曲、監修による僕のベスト盤がリリースされるのだが、この曲も収録され、この雑誌にこのテイクのスコアが
掲載される。

掲載にあたり、この音源を聴いて採譜していただいたのだが、どうも採譜が難しかったらしく結局、僕の直筆のスコアを提供した。

ハーモニーに関してはかなりな禁じ手を「エッセンス」として絶妙なバランスで演奏してるので、採譜は難しいので採譜屋さんには申し訳ない事してしまいました。



11.Behind You

毎度の一人多重トロンボーンアンサンブル。

このようなサウンドを面白がってくれる人がいて、それがきっかけで井上陽水さんのアルバムで、こんな感じで一人で10数本重ねに行った事がありました。
posted by YM at 20:33| 東京 ☀| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TIGHTNESS

2000年録音 37歳

まさにタイトネス!

完全にメンバーが固定されて作られたアルバム。


村田陽一(tb,b-tb,eup)


西村浩二(tp,flh)荒木敏夫(tp,flh)

山本拓夫(b-cl,ts,bs)竹野昌邦(ts,bs)小池修(ss,as,bs)

佐藤潔(tuba)



ゲスト:

マーカス・ミラー(b,b-cl)

仙波清彦(per)



posted by YM at 20:04| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3views その弐

  =楽曲解説=

1.Rockin' In Rhythm

言わずと知れたデュークエリントン作曲の有名な曲。

ウェザーリポートでも演奏していた。

そういえば、ウェザーのザビヌルもジャコも、もういないんだね。

マイケルもドンアライアスもケニーカークランドもドングロルニックも、ボブバーグも。

こういったポストコンテンポラリーの旗手としてもっとも新しい事をやっていた人たちが、もう逝ってしまったというのは本当に残念。


この曲は途中で5/4拍子のバンプを挟むが、じつはこれが凄い曲者で
自分の、ど「S」っぷりが発揮されている。

このブラスでやっている複雑な動きを佐山さんは、泣きながら且つ楽しそうにピアノでやっていた。ごいす。

2.Shake Down

グルービーなボクのオリジナル。

3.Gymnopedies No.1

これも有名。サティの曲。

元来、クラシックのミニチュアスコアを眺めるのが趣味なボクは趣味がこうじて、その一番上の段にコードネームをふるようになり、やがてそのオリジナルの和音を変えリハモナイズするようになる。

この曲もまさしくそう。

(現在活動中の4 Bone Linesでのカバー曲もまさにそう。)

この曲はイヴァンリンス的なコードの運びになっている。


4.Birdland

これも有名な曲。

もともとは、ジョーザビヌル作曲でウェザーリポートが演奏していたのをマンハッタントランスファーという4人のコーラスグループがカバーして大ヒットする。

その後、日本でも吹奏楽用にアレンジしたものがあったためか、よく吹奏楽のポップスとして演奏される事が多いようだ。

このBirdlandはウェザーのライブ盤をベーシックにしてアレンジしてある。

なので途中からシャッフルになるバージョン。

ジャコの弾いていたラインにチューバもユニゾンで演奏してもらった。

なのに吹奏楽っぽく聞こえないのは何故だろう?(答えはわかってますが、ここでは特に書かないようにします。皆さん、考えてみてください。)


5.Hym for nobody

佐山さん作曲の歌もの。

ゲストに清志郎さん。

ちなみに歌のダビングは1発OKでした。

本人曰く「何度やっても一緒」だそうだ。

確かにそう。(笑)

この曲は8小節でワンコーラス。

それに20小節のイントロを付けました。

っていうか、これ作曲だし。

実はこのストリングス、オーボエ、ハープ、ユーフォニアムのアレンジが結構気に入ってます。

コードの運びやオーケストレーションが上手くいった例だと思います。

チェロとユーフォニアムのカウンターラインのユニゾンが結構気持ちいいです。


6.Hip On Beat

これまた私のオリジナル。

7.ThreeViews Of A Secret

ジャコの名曲。

Solid Brass feat.Michael Breckerの時のアレンジとは変えてます。

それはアレンジャーの意地もあったりして。(笑)

途中でタイムモジュレーションを利用してトロンボーンのソロは4拍子になっています。


8.Digidi Bop

布袋さんがゲストの曲。


というより、彼主導で作っていった曲。

レコーディングスタジオで、なんもないところから布袋さん構築してベーシックを作り、その後、ボクがホーン関係を作っていった。

完全にいつもの布袋さんのレコーディングの時のペースで、あっという間にトラックが出来上がった。

たまに会うと、こういったフルバンド的なバンドをやろうという話になる。


9.Medley:
The Lady is a tramp
It's been long long time
It's only a paper moon

吉田美和さんがゲストのこの曲はいずれもジャズのスタンダードで、ボーカリストがよく取り上げている。

最後まで彼女は、ポンタさんのアルバムだと思っていたようだ。(笑)



10.Sand-Witch 3-2-3

ポンタボックスでよく演奏されていた佐山さんの曲。

タイトル通り3拍子+2拍子+3拍子で出来た曲。

結局、足し算すると8拍なので4拍子にもとれなくはないけど。


これは、これでもかっていう感じでSolid Brass風味を効かせてるのでかなりタイトな仕上がりになっている。




というかんじ。



このアルバムを機にレーベルとして新人さんなんかを掘り出してやろうという最初の話が見事崩れ結局、自分たち名義のモノ以外は一枚も出さず仕舞いということに。

ボク自身、レーベルを持つ事には興味があるので、機会があれば一人でやります。(笑)
posted by YM at 17:37| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3views

2000年録音 36歳

当時、レコード会社もプロダクションも一緒だった、ポンタさんと佐山さんとボクで立ち上げた(というより本当は事務所マタ−)レーベル「3views」の最初にして最後のアルバム。

内容はポンタボックス+Solid Brass+豪華ゲストという組み合わせのアルバム。

事実上は自分のアルバムと呼んでもいいかも。

なぜなら、サウンドプロデュース、アレンジもさることながら全曲の構成、打ち込みをボク一人でやったから。

ポンタさんと佐山さんは現場に来て演奏しただけな感じ。

で、レコード会社の要望でゲストを招いて欲しいという事で、1人につき1人友達を連れてくるということで、ポンタさんは当時サポートをしていたドリカムから吉田美和ちゃん、佐山さんは昔からの知り合いの忌野清志郎さん、そしてボクは以前からアレンジや演奏をお手伝いさせていただいていた公私ともお世話になっている布袋寅泰さん。



=レコーディングメンバー=



村上ポンタ秀一(dr)
佐山雅弘(kb)
バカボン鈴木(bs)



村田陽一(tb.euph.arr,comp)
西村浩二(tp)
荒木敏男(tp)
佐藤潔(tuba)
小池修(sax)
竹野昌邦(sax)
山本拓夫(sax)

add:

篠崎ストリングス(srtings)

朝川朋之(harp)

石橋雅一(oboe)


ゲスト:



   忌野清志郎 布袋寅泰 吉田美和
  


   
posted by YM at 16:43| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

Hook Up その参

 <楽曲解説続き>

7.Theme(from after new years eve)

唯一のカバー曲。

この曲は当時サンボーンがホストを努めていたTV番組のテーマソング。

非常にキャッチーなチューン。

6小節という半端な単位で繰り広げるリッキーとハイラムのソロが素晴らしい。

このセッションをきっかけにハイラムバンド(w/ウィルリー)が
来日したときに飛び入りをして、そのときに一緒に演奏したエドガーウィンターの存在を初めて知る。

8.When You Leave

いわゆる6/8拍子のコテコテの3連バラード。

イントロとアウトロのホーンによるアンサンブルの重厚さと本編のトロンボーンの柔らかさの対比が出ている。

サビのトロンボーンはバケットミュートというミュートで演奏している。

9.Carry On

ミディアムファンクチューン。

実はこのテンポは難しいのに難なくタワーオブパワーのリズムセクションは余裕でこなした。

基本的にLAセッションは各々の楽器はブースで録っているので、同録であっても後で差し替えることができるのだが、何度かつまずいてしまう
ロッコに皆、最後まで一緒に付き合っていたのは本当に昔の「仲間」「繋がり」を感じた。

しかし、ちょっとだけキツかったのは、全てのテイクに仮メロということでトロンボーンをずっと吹き続けたこと。(クリックを使っていれば
、1回だけ吹いて、リズムセクションはクリックと僕の演奏を聴きながらやればよかったのだが。)
でも非常に歌を聴いて演奏しているという「表れ」である。

10.Two Woodpeckers

いわゆるフレッドとの2トロンボーン。

こういったファンクテイストの2トロンボーンというのはありそうでない。

サビはのちに数本ハーモニーをトロンボーンでダビングした。

この曲は非常にシンプルな構成なので、しばしばセッションでやることが多い。



11.Far Way

これまた定番のトロンボーン多重録音の曲。

この曲は今回の渡米の際、飛行機の中で書いたもの。

通常はトロンボーンだけなのだが、今回はパーカッションのドンアライアスに
参加してもらった。

さすがに全貌が見えずにパーカッションだけでダビングしても訳がわからないので、レコーディングではガイドとしてリッキーのローズでコードワーク、僕がメロを演奏した状態でレコーディングしてもらった。

ドンアライアスはジョニミッチェル、マイルス、ジャコ、サンボーンなど、蒼々たる面々のレコーディング、ライブをサポートしてきた。

数年前に惜しまれつつ亡くなった。

もっと色んな話しを彼とはしたかった。



ということで、滞在日数2週間程度の強行スケジュールで、この3セッションを終えた。

とにかく出会いの多い実りのあるセッションだった。

結果的に、その後このときのメンバーと繋がりが持つことが出来て良かった。

ある意味で、ここからスタートという感じ。

こんなチャンスをくれたレコード会社、スタッフに感謝。

posted by YM at 11:10| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Hook Up その弐

ニューヨーク、アトランタ、ロスのミュージシャン達とレコーディングするにあたって、
それぞれクオリティが高く且つスムースにレコーディングが進むためにある程度の作戦を立てた。

それはミュージシャンのタイプによって譜面の書き方を変えたこと。

ニューヨークでのセッションは、いわゆるスタジオミュージシャン的な側面を持つ人たちだったので、細かな指示(コードネームもテンションノート書いたり、実際のボイシング、ベースライン、リズムのフィギア)を譜面に記した。
なので2段譜の譜面は勧進帳のようになってしまった。

アトランタでは、その全く逆でメロ譜一枚。
そこでセッションしてワングルーブでいける曲を選曲した。

ロスは、いわゆるタワーオブパワーというバンドのリズムセクションなので、このセッションだけは別日にリハを行なってディスカスしていった。譜面はある程度ざっくりしたものだった。

ただ、この3カ所でレコーディングするにあたって一つだけこだわりがあって、それはキーボードの種類についてだ。

このアルバムは、フェンダーローズとハモンドB3しか使っていない。

つまりピアノもシンセも使っていない。

それとクリックを使わない。(だから後で編集がきかない)

それは僕なりのこだわりだった。

<曲について>

1.ACCESS

NYセッション。

僕の思い描く最もNYっぽいファンクチューン。
以前のアルバムでも参加してもらったボブミンツァーさんとの2ホーン。
勿論、同録。
隣に彼がいて一緒に演奏出来て非常にファットな音色が印象に残っている。


2.Positive Sign

LAセッション。

いわゆるタワーオブパワーっぽい曲。(笑)
これ、彼らに対しての「あて書き」だから、そうなるのは当たり前だし、ドラムのガリバルディの以外はいわゆる器用なタイプではないので、ある意味どんな形の曲でも、このサウンドになるのだ。
実はこのオリジナルリズムセクションが一同に会することはここ20年近くなかったらしく、非常にこのときの再会を喜んでいた。

これがきっかけでタワーオブパワーの来日公演の時にガリバルディから連絡があり、ゲストとして「Squib Cakes」を一緒に演奏させてもらった。
彼らは僕がこの曲をソリッドブラスで演奏していたことを知っていてくれたのだ。
粋な計らいに感謝。

このトラックにLAでチャックフィンドレーさん達とホーンのダビング。

短時間にたくさんの量の譜面をさくさくとこなす。。

凄くいい勉強になりました。


3.Everbody

ATセッション。

もう最初のギターのカッティングでやられてしまう位、JBサウンド。

JB'sオリジナルのジャボ&クライドのツインドラム。

やられました。

このセッションに参加したウィルリーも、このツインドラムとジョイント出来て非常に嬉しかったみたいです。

とにかく皆、初対面とは思えない程フランクで商売っ気もなくいい感じの緩さだった。
憧れのフレッドウェズリーとも一緒に演奏出来て、盛り上がり彼から「World Funk Trombone Quartet」をやろう!と誘われて、他のメンバーは?って聞いたらNils LandglenとSteveTurleと言っていた。
その後、Nilsともお付き合いが始まったし、Steveは過去数回位一緒に演奏したことがあるので、実現に向けて動いても面白いかも。

話しは少し反れるけどUKのDenis Rollinsは、まだ面識無いけど、このセットには非常に合いそうな僕の大好きなトロンボーン吹きの一人だ。

4.The Chicken ~ 5.Let Me Groove

BasicはAT、HornダビングはLA

このアルバムが出た当初の苦情として、「チキンが短い」というのが非常に多かった。
私も思います。(笑)

3カ所とも初対面ということだったので、本編に入る前にちょとジャムをしていた。

それはお互いの音楽性やスキルが演奏すればすぐわかるし、名刺代わりになるからだ。

それで、このチキンは出会い頭のセッションだったというわけ。

なので、これはあくまでもレコーディングの対象外で、ちゃんとレコーディング出来なかったのです。

残念。

で、Let Me Grooveのイントロのキメは実はチキンのアンサーソング的な曲だったのでそれに繋げたってことです。

Let Me Grooveの最初のキメのリズムはチキンのキメと同じです。前者が音程上行に対して後者は下降。

ものすごいグルーブです、とにかく。

ホーンズもいい感じ。


6.Ready for your love

いわゆる歌ものです。

キーボードのリッキーピーターソンに歌ってもらってます。

実は彼、歌手としてデビューしている位歌が素晴らしいのです。

この曲の間奏は本来ならデビッドサンボーンに吹いてもらいたかったのだけどギャランティの問題で
NGになっていたのだが、その話しをリッキーに話しをしたら、すかさずサンボーンに電話して「凄い面白いいいセッションだからおいでよ」って言ってくれたら、その番にサンボーンが楽器を持ってきてくれてソロを吹いてもらう運びとなりました。(超ラッキー)

別のトラックに録ってあった僕のソロは使われてません。

だからこの曲は僕は演奏してないことになってます。

でも、いいんです、自分の作曲した曲だから。

そこはあまりこだわらないんですな。


posted by YM at 09:55| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Hook Up

Hook Up

1999年録音 35歳

この作品は間違いなく自分のアイデンティティの確認という意味においてとても重要な一枚。

ボクの大好きな音楽の中でFunkがありますが、Funkといってもその土地柄、ひとによって随分ニュアンスが違ってきます。

そこでボクの考えるFunkを、そのFunkを作り上げたオリジナルな人たちと一つのモノを作り上げられたら幸せだなと思い、このアルバムを制作しました。

レコーディングが全てアメリカで行なわれ、ボク以外は全員アメリカ人という構成です。

セッションは3つからなり、ニューヨーク、アトランタ、ロスの順番で行なわれました。

ボクの考えるFunkは大きく分けた場合、

・ジェームスブラウンを中心に繰り広げられたモータウン的なもの。(JB's)

・それらを継承しベイエリアで発生した白人で構成されたタワーオブパワーのようなもの。
(Tower of power)

・それらを踏まえ、Funkのビートのエッセンスにインプロビゼーションが展開されたもの。
(Electric Miles,Brecer,Marcus Miller,BrekcerBros)

とした。

なのでFunkという形態を表現するにあたり、どれか一つでも欠ける事は片手落ちだと思い、思い切ってこの3つのオリジナルの人たちと一線を交える事になった。

つまり、ニューヨークではコンテンポラリーなものをいわゆる、そういったタイプのミュージシャンと。

そしてアトランタでは、JB'sのリーダーだったフレッドウェズリーを中心にシンプルなファンクを。

ロスではベイエリアファンクの代名詞であるタワーオブパワーの結成当時のオリジナルリズメセクションの面々と。


これらのセッションは一度の渡米でレコーディングしており、1月中旬から10日間ほどでニューヨーク〜アトランタ〜ロスを渡り歩き全行程をそこで完結したのでさすがにハードスケジュールだったので、帰国後にはさすがにダウン。(笑)

=レコーディングメンバー=

村田陽一(tb,arr,comp)

■NYセッション■
Anthony Jackson(b) Hirum Bullock(g) Ricky Peterson(key) Don Alias(per) Pogie Bell(drs)David Sanborn(as)Bob Mintzer(ts)

■アトランタセッション■
Fred Wesley(tb) Clyde Stubblefield(drs) Jabo Starks(drs)Bruno Speight(g) Jason Bryant(B-3)Will Lee(b)

■LAセッション■
David Garibadi(drs) Francis Rocco Prestia(b) Donna Taylor(vo) Chuck Findley(tp) Greg Adams(tp) Bruce Conte(g) Chester Thompson(B-3)

このセッションはメールを通じてレコーディングの内容をメンバーとやりとりしていった。

その時のメールの一部がアルバムジャケットのインナーの壁紙として使われている。(非常に色が薄いのでよく見ないとわかりませんが)


posted by YM at 08:00| 東京 ☀| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月26日

What's Bop?

1996年作品 33歳


村田陽一(tb,b-tb,eup)

西村浩二(tp,flh)荒木敏夫(tp,flh)

佐藤潔(tuba)

山本拓夫(piccolo,fl,b-cl,ts,bs)竹野昌邦(as,ts)本田雅人(ss,as)小池修(ss,as,ts)

村上"ポンタ"秀一(ds)

マイケル・ブレッカー(ts)

渡辺貞夫(as)


この頃、もっともジャコパストリアスを聞いていた時期で、それがこのアルバムの選曲に反映されている。



1.Be Bop ~ What's The Matter?

いわゆる本編の前に早いリフをくっつけるという前二作と同じコンセプト。
Be Bopはディジーガレスピーの曲。

What's The Matter?は僕のオリジナル。
この曲はいわゆるダブル(ポップスではよくやる手法だが、同じパートをもう一度レコーディングすること)にしている為に、いままでのアルバムよりポップ感が出ている。
この曲は是非、竹野君にテナーでなくアルトサックスでソロを吹いて欲しいが為に書いた曲。
前半が竹野君のエモーショナルなソロ、そののちに一旦クールダウンし盛り上がるようなアレンジになっている。

2.Teen Town
言わずと知れたジャコのオリジナル。
ウェザーリポートでの演奏が有名。
とにかくリフが難しい。
拓夫君のピッコロ、バスクラ、僕のユーフォニアムでリフ(メロディ)を吹いている。
とはいってもこのリフのダビングは1時間程度で終わったような気がする。

ソロは拓夫君のバスクラと、小池さんのソプラノサックス、それと僕のユーフォニアム。ユーフォニアムでのアドリブソロデビューとなる。

この曲はピッコロとバスクラが同時に鳴っていて欲しい為、基本的にライブではあまり取り上げられてない。

3.Sapping Turtle

変拍子がいろんな処にトラップのように施されているベースがキャッチーな曲。

上にのるリフはいわゆるクローズドボイシングの緻密系なハモリになっている。

途中でスウィングになり、西村君のソロになり、それを引き継ぎサックスソリが続く。
このソリは個人的に気に入っている。

このタイトさはトランペットの西村君、荒木さんあってのサウンド。

4.The Ponta March

これはシャレの曲。
ポンタさんがトランペット。
他の管楽器のメンバーがマーチングドラムを演奏。
この曲が一番レコーディングで盛り上がった。(笑)

5.Acute Angeles

あ、これも凄い変拍子だ。(笑)
でも確か、この曲を作曲するのに30分もかからなかったような気がする。
今聴くとかなり斬新なことやってます。
これニューオリンズブラスバンドの編成だよね?
和声も結構、凝っていて、リズムのモジュレーション関係も充実している曲。

これ全然ライブでやってないけど、やってみよう是非。

6.Three Views Of A Secret

この曲もジャコの曲。

そしてマイケルブレッカーを迎えてのトラック。

何故、ジャコバンドに在籍していたボブミンツァーではなくマイケルに
オファーしたか。

それはジャコの自伝やジャコのバースディライブの音源から思いついた。

このバースディライブの時はミンツァーとマイケルのフロント2テナーで、この曲をマイケルがフューチャーされていたのだ。

ジャコの自伝によると、このライブの翌日からマイケルは薬物依存症を治す為に入院する事となる。

その鬼気迫った彼の演奏と、その後完全にクリーンになりソロアルバムも出し、スタジオミュージシャンからジャズアーティストへと変貌した彼の演奏を「おなじ」楽曲で一ファンとして聴きたかったから。

レコーディングディレクターと二人でニューヨークへ飛び、マイケルにソロをダビングしてもらった。

当たり前だけど、ジャコの時のそれとは違った演奏だった。

非常にフレンドリーな人で、これを機にメールでのやりとりや来日の際に会う機会に恵まれた。

彼が逝去して1年が経つ。

明らかに早すぎる別れだった。

しかし、彼の遺したものは「永遠」だ。

その彼の遺していった財産の中に、僕が関わった作品もあることを誇りに思う。


7.Bring Back

曲の出だしのフレーズだけよく取り出されてTV番組の「アタック」として使われている。
個人的にはサビからの転調を繰り返すフレーズ、和音が気に入っている。

もうこの頃になると、この編成での有効なアレンジ法もわかってきたのでむやみに「音」を詰め込まなくなった。
つまり引き算が出来るようになったということ。

なので最初の頃のアレンジより、一人一人の負担が軽くなってきたはず。特に低音を担当するバリトンサックスとチューバはユニゾンではなく組み合わせで一つのラインを作るような方法も出来るようになった。


ここでのマイケルのソロも素晴らしい。


8.A High Old Time

前半はポンタさんのドラムはお休み。
そのかわりメトロノームにお手伝い願いました。

ある意味、このスカスカ感は引き算が出来るようになった証でもあります。

珍しくヘソありのハーマンミュートでソロを吹いてます。

荒木さんのソロも味があって素晴らしい。

とかなんとかいっておきながら、最後にハイパーなTutti(コルトレーンチェンジというかなりコンテンポラリーなコード進行を使ったもの)があって、再びニューオリンズ的なサウンドに戻る。

曲の最初の音量、ボルテージと最後を是非聴き比べてください。
かなりの「差」があるので。

最近の傾向として、こういった1曲を通して音量の変化というのはポップスを含めて、どんどん稀有になっているのがよくわかります。


9.Come Sunday

デュークエリントンの曲。

教会の礼拝が毎週日曜にあって、「早く教会へ行く日曜が来ないかなぁ」という割とシビアな意味合いを持つバラード。

ここでのソロは渡辺貞夫さん。

この時期、貞夫さんのビッグバンドのアレンジや演奏をさせていただいており公私ともにお世話になり現在に至ってます。

僕が高校生の頃に、地元静岡の市民会館で貞夫さんのコンサートがあり、終演後にLPとサインペンを持って楽屋裏で待っていたことが最近の事のようです。

その10数年後に、こういった形で貞夫さんと音楽が出来る事を誇りに思ってます。

貞夫さんと同じステージに立つ度に、強力なエネルギーを頂きます。

普段、貞夫さんが喋ってる行為と演奏している行為が全く同じレベルで
、つまり境目がないのです。

全部、貞夫さんワールドです。

だからどんなリズムのフォーマット、音楽のジャンルでも何の違和感もなく、そこに貞夫ワールドが溶けていくのです。

これ、凄い事です。

シンプルなメロディこそが貞夫さんの素晴らしさが、発揮されると思いこの曲を選ばせていただきました。

この曲は管楽器だけの編成で、レコーディングはわざと貞夫さんを囲むように僕らが円形になって行われました。


10.Port To Port

1人多重トロンボーンアンサンブルです。

ハーモニーのロングトーンはすべてバケットミュートという、昔ダンスバンドなんかで使われたミュートで、今は一般的ではないのですが、こういう使い方をするのも面白いです。

この手の曲、アレンジは30分程度で済んでしまいます。

レコーディング自体も10数パートあるけども、大体2時間ぐらいで終了です。

逆にいうと2時間吹きっぱなしってことなのですが。



こうやって久しぶりにこのアルバムを聴くと、この中の曲をまたライブでやってみたいと思いました。




posted by YM at 23:16| 東京 ☁| ディスコグラフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする