2019年05月23日

想像力

何をするのでも「想像力」がないとダメなんだなぁと感じる場面が多い。例えば「これをしたら次どうなるか?」とか。「これを言ったら相手はどう思うか?」とか。

簡単に断片的なパーツがクリック一つで手に入ってしまうことで、自分から探して、それを検証したり想像する能力は著しく低下することで対人関係の構築が不器用な人が増えたと感じること多し。


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2019年05月01日

平成→令和

25歳の時に昭和から平成になって31年。25歳というと私はまだまだ職業演奏家という感じではなくて、なかなか経済的にも厳しかった。でも「音楽」に対する熱意は人並み以上にあった気がします。1枚目のソロアルバムは27歳、ソリッドブラス、村田陽一オーケストラを立ち上げたのも27歳。そこから色んなものが始まったり終わったりしました。
さて令和は自分にとって、皆様にとってどんな時代になるのでほうか?
個人的には相変わらず暗中模索の中、自分のペースで進んで行きたいと思います。
posted by YM at 00:01| 東京 ☔| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

マルカート「虹のむこうへ」

2000年にプロデュースとアレンジ、レコーディングエンジニア、プレイヤーとして手がけさせていただいたマルカートの「虹のむこうへ」です。
まだProtoolsがなかった頃、デジタルスタジオワークステーションVS-1680という16チャンネルのレコーダーを使って細かなダビングは自宅スタジオ、生ドラムだけ山木秀夫さんに大きなレコーディングスタジオで演奏していただきました。ドラム、金原千恵子さんの弦カルテット以外は私が録音してました。とにかく自分にとって本格的なセルフレコーディングが初めてだったので、いいテイクをちゃんと管理するのが一番緊張したことでした。参加メンバー全員もれなく19年経った今でも一緒に演奏しているというのはとても嬉しいし、誇らしいです。
自画自賛ですが、ほんと今聴いてもいい作品だと思います!

もっと今の人にも聴いてもらいたいです!

iTunesで全曲聴けます!!!!!!!!!!

マルカート 3rdアルバム

【参加メンバー】
岡部洋一(パーカッション)
小倉博和(アコースティック&エレクトリックギター)
金原千恵子カルテット
佐藤潔(チューバ)
比屋定篤子(コーラス)
村田陽一(トロンボーン、ピアノ、キーボード、プログラミング)
山木秀夫(ドラム)
山本拓夫(サックス、フルート、バスクラリネット)
(敬称略 あいうえお順)

天然リゾート色 - マルカート
[iTunes]天然リゾート色 - マルカート

虹のむこうへ - マルカート
[iTunes]虹のむこうへ - マルカート


[iTunes]月の丘 - マルカート


わたしの時間 - マルカート
[iTunes]わたしの時間 - マルカート


逃避行 - マルカート
[iTunes]逃避行 - マルカート


1/365日 - マルカート
[iTunes]1/365日 - マルカート


電話のあとで - マルカート
[iTunes]電話のあとで - マルカート


タキシード - マルカート
[iTunes]タキシード - マルカート


青空 - マルカート
[iTunes]青空 - マルカート


遊園地日和 - マルカート
[iTunes]遊園地日和 - マルカート


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2019年01月01日

2019年 新春

明けましておめでとうございます。

今回の年越しはかなり久しびりにパシフィコ横浜にて福山雅治「冬の大感謝祭」に参加し、その流れで紅白歌合戦でも生演奏で参加させていただきました。
昨年末は例年以上に抱えていた案件が多く、1年を振り返る余裕が全くなかったです。

2018年は前半に椎名林檎「真空地帯」コンサートツアー、後半は椎名林檎「不惑の余裕」アリーナツアーがあり、自分の音楽活動はこの2本柱が中心となりました。「真空」は4ピースのリズムセクションに加え3管編成。3管ならではのフレキシブルな編曲をさせてもらいました。「不惑」は打って変わって4リズムに9人のブラス、ストリングス、2パーカッションという編成で斎藤ネコさんと編曲を半分づつシェアさせていただきました。こちらは大編成ながらかなりタイトなサウンドになったと思います。

春はエレカシのサポート、ブルーノートブッグバンドでの台湾公演、ワールドカップサッカーに向けたブリティッシュブラスバンドの編曲、夏は大きめなマーチングバンドの編曲、指導をしたりJUJUさんのブルーノートでのジャズライブのサポートを、秋は東京JAZZにて渡辺貞夫ビッグバンド、ゴスペラーズのビッグバンド、デイブグルーシンのビッグバンドツアー、福山雅治さん「冬の大感謝祭」に参加しました。

急遽、「艦これ」コンサートの為の音楽監督、ビッグバンド編曲(31曲)の依頼をいただき、11月末から書き始め福山雅治さんのリハーサルが連日ある中、その隙間時間を使い書き上げることが出来ました。おかげさまで年末の「艦これ」コンサートは盛況だったようです。(私は福山雅治さんの本番があった為に演奏は参加せず)ちなみに1/4@武道館は全面参加します。

ソロライブ活動としてはソロパフォーマンスライブを東京、札幌、静岡、神戸、名古屋、京都、福岡など計12本、トロンボーンカルテット、HookUpをそれぞれ1本でした。

1年に1度こうやって過去1年の活動を振り返ることは自分にとってとても大切です。
昨年を総括するとやはり椎名林檎さんとの制作が中心になっていることが分かりますし、ビッグバンド編成でのお仕事も例年になく多かったです。

いずれも共演者、スタッフの皆さんとのコミニュケーションの大切さを実感しました。
感謝の意を表します。
そしてみなさまの応援が非常に創作意欲を駆り立たさせていただいております。

長くなりましたが本年もよろしくお願いいたします!

 村田陽一   2019元旦 


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2018年11月14日

佐山雅弘さんと片山広明さん

今日、不意打ちを食らうように2人の先輩ミュージシャン、ピアニスト佐山雅弘さん、サックス奏者片山広明さんの訃報が届いた。
佐山さんの最初にお会いしたのは私は高3の時、郷里で向井滋春さんのバンドで演奏にいらした時。その後私が上京し暫くしてプロの演奏家になってからは幾度となく共演させていただく機会がありました。
2000年にJVCビクターで村上ポンタ秀一さん、佐山さん、私で「3 Views」というレーベルを立ち上げいました。
同年、NYでミノシネル(perc)マークイーガン(ebs)を擁した変則ピアノトリオで製作された佐山さんのソロアルバム「Above Horizons」のサウンドプロデュースをさせていただいたのですが、今を思えばその頃が最も佐山さんと音楽制作をさせていただいたことになるのでしょうか。
ここ10年以上膝を付け合わせという状況ではありませんでしたが、演奏活動はもちろんのこと、お芝居の音楽、学校、コンサートのアドヴァイジングと多岐にわたって精力的な活動を最後までなされたということは常に存じておりました。
とにかく早すぎます。
しかし最後の幕引きカッコよすぎます。最期まで佐山さんらしいと誰もが皆んなが感じていると思います。
そして、片山さん。
それこそ、片山さんとご一緒させていただいたのは私がじゃがたらをやっていた20代半ばの頃で、一度だけ新宿ピットインの片山さんの3 daysの内の1日、プレイヤーとして呼んでいただいてスゴく嬉しかったことを今でも覚えています。
その頃が最も自分の演奏スタイルがフリーフォームに傾いている時でした。
奇しくもこのお二人はRCサクセションに多く関わった方々で、何とも言えない
空虚感があります。
YouTubeの音源は「3 Views」としてのアルバムに収録されている、佐山さん作曲、忌野清志郎さん作詞、私の編曲の「Hym for Nobody」です。
この曲の清志郎さんのボーカルダビングは夜からスタートしたのですが、その日の昼間、八ヶ岳で行われたジャズフェスにPonta Box+村田陽一で出演し、急いで皆んなで都内のスタジオに向かったのが本当に昨日のようです。
ちなみに清志郎さんは1度だけ唄ってOKテイクが録れました。
ほんとさみしい。



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